至高のホワイトソースで大満足な「マカロニグラタン」/ごはん作りが上達する魔法のコツレシピ

#食   
至高のホワイトソースで勝利する「マカロニグラタン」

『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』 7回【全10回】


「いつものごはんがひと手間で美味しくなる」をテーマにレシピ動画を発信し続ける、料理系YouTuberの食事処さくらさん。ていねいかつ優しすぎる説明で登録者30万人超えの彼が提案するのは、いつもと同じ材料なのに、ほんのひと手間でお家の味を格上げできる「魔法のコツ」!

誰でも真似ができる再現性の高い構成で、美味しさへの最短近道になる、目からウロコのテクニックが満載。いつまでたってもイマイチだった家の味が、ついにキマる!? 「やっぱり家のごはんが一番」と言われたい人、必見のレシピです。ぜひお試しを!

※本記事は食事処さくら著の書籍『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』から一部抜粋・編集しました


至高のホワイトソースで勝利する
マカロニグラタン

粉も牛乳も一気に加えない。
分けて加え、ダマを防止!

◆材料 2人分

マカロニ 80g 
ウインナソーセージ 6本→輪切り 
玉ねぎ 1/2個→みじん切り
しめじ 1パック→1~2cm大に切る
ピザ用チーズ 適量
塩 大さじ1/2
バター 40g
白ワイン 大さじ4
A
・牛乳 350ml
・砂糖、洋風スープの素(顆粒・コンソメ) 各小さじ1
小麦粉 30g
油 小さじ1+大さじ1/2

◆作り方

1 マカロニをゆでる
火加減:中火→止める
小鍋に600mlの湯を沸かして塩を加え、マカロニを袋の表示通りの時間ゆでる。ざるに上げて湯をきり、油小さじ1をからめる。
・下味をつける意味もあり、塩水は少し濃いめ。油をからめて、くっつきを防止。

2 具を炒める
火加減:弱めの中火→止める
フライパンに油大さじ1/2を弱めの中火で熱し、ソーセージをさっと炒める。玉ねぎとしめじを加えて炒め、玉ねぎがしんなりしたらバターを加える。バターが全体になじんだら白ワインを加え、中央まで煮立ったら火を止める。

3 牛乳をレンジ加熱する
耐熱ボウルなどにAを合わせ、電子レンジで2分加熱する(ふきこぼれに注意)。

【魔法のコツ】
牛乳が冷たいと、この後フライパンに加えた時に中の温度が下がり、ダマができる要因になるので、軽く温めます。

ダマができる要因になるので、軽く温めます


4 小麦粉を加えて炒める
火加減:弱火
2に小麦粉を3回くらいに分けてまんべんなく振り入れ、そのつどよく混ぜ合わせる。弱火にかけ、2分ほど炒めて粉っぽさをなくす。

【魔法のコツ】
小麦粉は必ず火を止めた状態で混ぜます。加熱しながらだと一気に固まり、ダマになりやすいです。

小麦粉は必ず火を止めた状態で混ぜます


5 牛乳を加えて煮る
火加減:弱火→ごく弱火→止める
3を4回くらいに分けて加え、そのつどよく混ぜてなじませる。加える量は最初は少なめで、徐々に増やす。全部入れて中心まで煮立ったらごく弱火にし、混ぜながら5分ほど煮て火を止め、1を加えて混ぜる。オーブンを200度に予熱する。

【魔法のコツ】
ダマにならないように、分けて加え、なじませます。最後に軽く煮るとなめらかな口あたりに。

ダマにならないように、分けて加え、なじませます


6 オーブンで焼く
グラタン皿に等分に入れてチーズをかけ、200度のオーブンで焼き目がつくまで8分ほど焼く(オーブントースターでもOK)。

ホワイトソースの作り方は覚えておくといろいろな料理に使えて便利です。具は鶏肉、ブロッコリー、しめじ、かぼちゃなど、自由にアレンジしてください。

レシピを参考にするときは

・電子レンジは600Wを基準に加熱時間を出しています。お使いの機種の出力によって時間を調節してください。
・油は特に表記がない場合、植物油を表します。
・常備菜やドレッシングの保存期間は、清潔な箸やスプーンを使って冷蔵庫で保存した場合の目安です。
・野菜類は、特に記載がない場合、洗う、皮をむくなど、魚は鱗や骨が残ってないかを確認するなどの作業を済ませてからの手順を説明しています。
・めんつゆは4倍濃縮のものを使っています。お使いのめんつゆが2倍濃縮なら2倍、3倍濃縮なら1.5倍に量を増やしてください。

著=食事処さくら/『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』(KADOKAWA)

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)