鶏の旨味を凝縮したタレが決め手! ネギで臭みをとる「よだれ鷄」/肉まみれの夜ふかし飯(1)

#食   
鶏の旨味を凝縮したタレが決め手「よだれ鷄」

『肉まみれの夜ふかし飯』 1回【全10回】


チャンネル登録者21.3万人(2022年9月現在)を誇る料理系YouTuber・深夜の肉バルさんが紹介するのは、「かえし」を使ったレシピの数々。
「かえし」とは、日本の家庭料理で必ずと言っていいほど登場する「醤油、みりん、砂糖」を混ぜ合わせたとても簡単な工程でプロの味が出せる魔法のような調味料なんです。

本記事ではこの「かえし」の作り方から、王道のおかずや丼、おつまみなど、深夜の胃袋をくすぐる肉料理レシピをご紹介します!

※本記事は深夜の肉バル著の書籍『肉まみれの夜ふかし飯』から一部抜粋・編集しました

まずは基本!どんな料理もプロの味になる万能調味料
かえし

どんな料理もプロの味になる万能調味料「かえし」

◆材料
醤油…1000cc
みりん…180cc
砂糖(甜菜糖がオススメ)…180g

◆作り方(調理時間の目安…20分)

1 みりんを煮立たせる
鍋にみりんを入れたら煮立たせてアルコールを飛ばす(沸騰してから1分が目安)。

みりんを煮立たせる


2 砂糖を入れる
煮立ったみりんに砂糖を加えて透明になるまで混ぜる。

砂糖を入れる


3 醤油を入れる
砂糖が溶けたら醤油を入れ、弱火にして10分加熱する。粗熱が取れたら醤油が入っていたボトルや保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。

醤油を入れる


【POINT】
3の時、加熱していくとアクが出てくるのでスプーンですくって取る。また沸騰させてしまうと焦げて苦くなるので注意。

鶏の旨味を凝縮したタレが決め手
よだれ鷄

鶏の旨味を凝縮したタレが決め手「よだれ鷄」


◆材料(1人分)
鶏むね肉…1枚
長ねぎ…1/3本
A
 砂糖…小さじ1/2
 塩…小さじ1/2
 酒…大さじ1
B
 お酢…大さじ2
 にんにくチューブ…小さじ1/2
 しょうがチューブ…小さじ1/2
 ラー油(ごま油でもOK)…大さじ1
 白いりごま…小さじ1
 かえし…大さじ3
 鶏のゆで汁… 作り方2でレンチンした際に出たもの

◆作り方(調理時間の目安…20分)

1 下準備
長ねぎの青い部分を取って、白い部分をみじん切りにする。鶏むね肉は皮を剥いでフォークでグサグサ刺したら、ボウルに移しAを入れてもみもみする。

長ねぎの青い部分を取って、白い部分をみじん切りにする


2 レンジで加熱する
1のボウルに長ねぎの青い部分を入れたらラップをして、レンジ(200W)で10分加熱する。

レンジで加熱する


3 仕上げ
ボウルにBと長ねぎを入れ混ぜ、タレを作る。2の鷄むね肉の粗熱を取ったら、食べやすい大きさに切ってタレをドバーッとかける。

ボウルに入れ混ぜ、タレを作る


【POINT】
2の時、長ねぎの青い部分を入れることで臭みが取れて旨味がアップする。また、レンジで10分加熱しても肉に火が通っていない場合は、適宜1分ずつ加熱して様子を見る。

著=深夜の肉バル/『肉まみれの夜ふかし飯』(KADOKAWA)

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)