台湾の朝食に欠かせない! ドリンクにひたしておいしい「揚げパン」

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台湾の朝食に欠かせない「揚げパン」

『決定版!日本の調味料と食材で とっておきペギーさんの台湾レシピ』 7回【全8回】


「日本の調味料と食材で作る」台湾料理を提案するのは、料理研究家として注目を集めるペギーさん。彼女が台湾と日本で何度も試作を重ねてたどり着いたレシピなら、思い立った時にいつでも台湾の味がいただけます!

台湾リピーターも大満足の、本場の味をぜひお楽しみください。

※本記事はペギー・キュウ著の書籍『決定版!日本の調味料と食材で とっておきペギーさんの台湾レシピ』から一部抜粋・編集しました

油條(ヨウティアオ)
揚げパン

台湾の朝食に欠かせない「揚げパン」

台湾の朝食に欠かせない、揚げパン。
実は作るのが難しい一品ですが、日本の食材でもうまくふくらんで作れるようにレシピを調整しました。

◆材料(6〜7本分)
<生地>
・薄力粉 … 125g
・強力粉 … 125g
・塩・重曹… 各小さじ1/2
・ベーキングパウダー … 小さじ1
水 … 110ml
サラダ油 … 適量
卵… 1個

◆作り方
1 生地を作る。ボウルに生地の材料をすべて入れ、よく混ぜる。

2 別のボウルに水、サラダ油大さじ1、卵を入れ、よく混ぜたら、1に加え、箸で粉っぽさがなくなるまでよくかき混ぜる。

3 ゴムベラで生地をまとめたら、ボウルにラップをかぶせ、冷蔵庫で一晩寝かせる。

4 3を冷蔵庫から取り出し、室温で約15分おく。

5 生地に多めに打ち粉をふり、

生地に多めに打ち粉をふる

麺棒で約10×15cmの大きさにのばしてから三つ折りにする。

麺棒で約10×15cmの大きさにのばしてから三つ折りにする


6 5の生地の長辺を麺棒で長さが約25~30cmになるまでのばし、2cm程度の幅で12~14等分にする。

生地の長辺を麺棒で長さが約25~30cmになるまでのばし、2cm程度の幅で12~14等分にする


7 生地を2つずつ重ねて、

生地を2つずつ重ねる

定規などを使って縦の中心に切り込みを入れる。

定規などを使って縦の中心に切り込みを入れる


8 鍋にサラダ油を入れ170~180°Cに熱し、生地をのばして入れる。

鍋にサラダ油を入れ170~180°Cに熱し、生地をのばして入れる

箸で生地を回転させ、ふくらませながらきつね色になるまで揚げる。

箸で生地を回転させ、ふくらませながらきつね色になるまで揚げる


【好吃メモ】
豆乳や豆乳スープ、牛乳などお好みのドリンクに浸して食べます。

老油條(ラオヨウティアオ)
カリカリ揚げパン

食べやすい大きさに切って、さらにカリカリに二度揚げ「カリカリ揚げパン」

食べやすい大きさに切って、さらにカリカリに二度揚げします。
香ばしい老油條は、粗く刻んで台湾おにぎりの中に入れたり、鍋の具として食べてもおいしいです。

レシピを参考にするときは

・砂糖は主に三温糖を使っています。三温糖は上白糖で代用できます。
・青ねぎとあるのは、九条ねぎやわけぎなど葉の緑色の部分が多い葉ねぎをさします。
・タピオカの粉がない場合、揚げものの衣に使う粉は小麦粉でも代用できますが、食感などに違いがあります。
・市販の豆板醤は、塩分に差があるので、好みで選んでください。
・彩り用の野菜は、好みで加えたり添えたりしてください。

日本人が作りやすい台湾料理の数々。ぜひお試しを!

著=ペギー・キュウ/『決定版!日本の調味料と食材で とっておきペギーさんの台湾レシピ』(KADOKAWA)

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