何度も昔の家に行ってしまう認知症の母。「迎えに行かなきゃ」自分に言い聞かせる日々/48歳で認知症になった母(10)

#くらし   

父が帰宅してきて

まさか

母は放っておけば何時間でも昔の家の前にいた

誰とも会いませんように


「母の認知症が進行していくに従い、どんどん不安が大きくなっていきました。今まで頼りになる存在であった母が崩れていくことへの不安、それに伴い自分の生活がこの先どのように変わってしまうのか分からない不安に常に怯えていました。
最初の頃は母の行動や言動を受け止めることができず、『これは夢に違いない。ある日目が覚めたらお母さんは元通りになるはずだ。』といつも考えていました。」と語ってくださった美齊津さん。
美齊津さんが背負っていた、誰にもわかってもらえないという孤独感には胸が締め付けられます。

原案=美齊津康弘、漫画=吉田美紀子/『48歳で認知症になった母』

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