料理へのポジティブなイメージが作られた瞬間って?前田編集長の子どもの頃の思い出

#くらし   
料理に関わる仕事に就いた原点

雑誌レタスクラブ前田編集長がオススメの話題をピックアップ!
今回は編集者として料理に携わる編集長の「料理に対する思い」について伺いました。
暮らしの情報にアンテナを張り巡らしながら、家庭では日々キッチンに立つ前田編集長のリアルな声をお届けします!

料理編集者が考える「料理を作る」大人に育てるには?

「人生で最初に作った料理、覚えてますか? かすかな記憶をたどると、私は小学校低学年でサンドウィッチを作りました。何がきっかけかは忘れましたが、いつも食べていた食パンにきゅうり、ハム、マヨネーズをのせてみたら、思いのほか母親にほめられたのです。料理の詳細はおぼろげですが、ほめられた『いい気分』は確かな記憶として残っています。それから、ゆで卵を挟んだり、いろんなサンドウィッチを作りました。動機は不純でしたけど(笑)。

子育てしていても感じますが、子どもにとって『誰かを喜ばせた!』と実感することは、大人の想像以上に快感なんですよね」

子どもに料理に興味をもってもらいたい


食材に興味を持ったきっかけは「生ごみ」だった!?

「子どもにどう料理と向き合ってもらうのがいいのでしょうか。『手伝わせながら調理や食材の神秘を教えて』…そんなのムリ~~~! それどころか、あれこれひっくり返したりいろんな事件が起きそうでコワイ(やること増える)!というのが本音です。

私の子ども時代、母はどうしていたか。3人の子どもが騒ぐなかのごはん作りは大変だったはずです。そんな母の目を盗んで、わたしは母が処理した卵の殻やピーマンの種やわた、ときにはいかのわたなどに触れ、カシャカシャ、ふわふわ、ぶにぶにという感触を楽しんでいました。大人からみれば生ごみで遊んでいたわけで、衛生的に考えればおすすめできることではありませんが、『食材に触れる』きっかけとなったと感じています」

子どもと一緒に料理をすることも


「キッチンは楽しいことが起きる場所」と感じられたらOK!

「私も忙しい夕方に『いつでもウェルカム!』と迎え入れられるわけではありませんが、頭ごなしに『いま料理中だからあっちへ行ってて!』は避けたいな、と思っています。最近は息子の『おてつだいしたい』欲を満たすべく、野菜を洗う係に任命してみました。激しい水しぶきを浴びることも茶飯事ですが、動画にお任せするより罪悪感が和らぎます(笑)。息子のほうから『今日はいいや』と断られることも多いですけどね。

子どもに料理を教えなきゃ、手伝わせなきゃ!と思うとハードルが上がりますが、『ちょっと味見してみる?』など、楽しい経験を積み上げていくのがよいのではないでしょうか」

前田編集長

前田雅子
リクルート「赤すぐ」シリーズ編集を経験後、オレンジページで料理企画を担当。2016年KADOKAWA入社、2019年8月~レタスクラブ編集長に。4歳男児の子育て中。仕事、育児、家事でバタバタの毎日を送るなか、へとへとでも作れるレシピを日々模索中。

文=ジョッキー

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