【朗報】牛肉がお求めやすくなる!? 日本とEUの関係が影響する牛肉のお値段

#食   
みんな大好き!元気の元になる牛肉。


およそ4年にわたる交渉が続けられてきた日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉が、7月6日にほぼ合意まで至りました。そのなかでも重要な品目の1つである牛肉は、どのような内容になったのでしょうか? そして私たちの食卓には、どのような影響があるのでしょうか?

EPA交渉の合意でEU産牛肉の関税はどうなる?


今回の交渉では、EU産のさまざまな製品の関税をなくしたり、下げたりして、市場の自由化を進めることになりました。EU産の牛肉にかけられている関税は現在38.5%ですが、これを段階的に下げていきます。10年目に20%、16年目以降に9%となる予定です。

関税が下がるにつれて、日本に入ってくるEU産の牛肉の量も増えていきます。この措置とセットで、輸入量が急に増えたときに発動する「セーフガード」も設定されましたが、こちらは念のためという形となっています。

現在、私たちがスーパーでよく見かける外国産牛肉といえば、アメリカ産やオーストラリア産のものが多いですが、この先、EU産の牛肉への関税が段階的に引き下げられると、国内で流通する量が増えていくのは確実です。

とはいえ、外国産の牛肉全体を見ると、現在、アメリカ産の冷凍牛肉にセーフガードが発動し、価格が高くなりそうになっています。アメリカ産の牛肉は、外国産牛肉のうちかなりのシェアを占めているため、まだ知名度が高くないEU産の牛肉が安く売られるようになっても、牛肉全体での価格はあまり下がらないかもしれません。

今後、EU産牛肉の知名度は上がっていきそうですが、私たちの食卓に気軽に並べられるようになるのは、まだまだ先のことになりそうですね。

【関連レシピ】牛肉とアスパラのにんにくオイスターソース炒め


牛肉は先に火を通しておき、野菜を炒めたあとに加えるのが、焼きすぎを防ぐコツです。

【関連レシピ】パワー系定番おかず「牛肉とアスパラのにんにくオイスターソース炒め」


<材料>(2人分)

牛もも焼き肉用肉…150g

下味

・酒、しょうゆ…各小さじ1

・片栗粉…小さじ1/2

グリーンアスパラガス…1束

エリンギ…1パック(約100g)

にんにくの薄切り…1片分

合わせ調味料

・オイスターソース…大さじ1

・酒…小さじ2

・しょうゆ…大さじ1/2

・砂糖、ごま油…各小さじ1/2

・片栗粉…小さじ1/3

・こしょう…少々

・水…大さじ1

・サラダ油、塩

<作り方>

1.アスパラガスは根元のかたい部分の皮を皮むき器でむき、5cm長さの斜め切りにする。エリンギは長さを半分に切ってから縦4等分に切る。牛肉は1cm幅に切り、下味を順にまぶす。

2.フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、牛肉を入れてほぐしながら炒める。八分通り火が通ったらいったん取り出す。

3.フライパンをきれいにして油大さじ1を強火で熱し、にんにく、アスパラガス、塩少々を入れてさっと炒める。水大さじ1を回し入れてふたをし、フライパンを揺すりながら約20秒蒸し焼きにする。エリンギを加えて再びふたをし、時々混ぜながら、アスパラガスの色が鮮やかになるまで蒸し焼きにする。2を戻し入れ、合わせ調味料を回し入れてさっと炒め合わせる。

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