【カチカチ山なねこ】カリカリという音が気になる。猫と狸がしば刈りに行くと/みっけ!ねこむかしばなし(2)

何だろう、このカリカリって音

【玉手箱なねこ】箱を開くと真っ白に。だから開けてはいけないと言ったのに!/みっけ!ねこむかしばなし(1)
『みっけ!ねこむかしばなし』 2回【全23回】


もしも、ねこがあの物語に登場したら…?

言わずと知れた有名な物語に、ねこを融合させた「ねことわざ」でおなじみのぱんだにあさん。古今東西様々の昔話や童話に、かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に。登場人物たちがねこに絆される姿に、「まぁねこだから仕方がない」と思わず納得してしまうこと間違いなし!?

作品の元となったお話の解説もあるので、神話や名作についても改めておさらいできる! そんな、とってもゆるい童話×癒やし系ねこまんがをお送りします。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『みっけ!ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました。


◆カチカチ山なねこ その1

なんだろう、このゴロゴロは…


◆カチカチ山なねこ その2

え、水怖いの?

◆元となったむかしばなし

カチカチ山
むかし、あるところにいたずらばかりする狸がいました。そのいたずらのひどさに困り果て、みんなはうさぎに相談をします。
うさぎはさっそく狸のもとに向かいました。
狸に薪を背負わせると、カチカチと火打ち石を鳴らし、「これはカチカチ山に住むカチカチ鳥の鳴き声だから気にしないで」とごまかしながら火をつけたり、狸の火傷した箇所に薬と嘘をついてからしを塗ったり、漁に誘って狸を泥舟に載せて溺れさせたり…。
うさぎにさんざん懲らしめられた狸は反省し、いたずらをしなくなったのでした。

著=ぱんだにあ/『みっけ!ねこむかしばなし』

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