朝には追いかけてきて夕方には徘徊。次第に増えていく、認知症の母の困った行動/48歳で認知症になった母(9)

『48歳で認知症になった母』 9話【全20話】


小学5年生にして、若年性認知症となった母のお世話をする「ヤングケアラー」となった過去をもつのは長野県御代田町のケアマネジャー、美齊津康弘(みさいづやすひろ)さんです。

美齊津さんのお母さんは48歳で認知症を発症。美齊津さんは当時小学生の身でありながら、学校から帰宅すると母の世話に追われる日々を送っていたそう。「僕がやらなきゃ家族が壊れる」と思い必死にこらえるも、自分のことすらわからなくなっている母に怒りと悲しみが湧いてきて…。

大好きだった母が変わっていくことの想像以上の苦悩と葛藤、そして誰にもわかってもらえないという孤独感。人生を変えてしまうほどの壮絶な経験の数々に心が痛みます。

他人を見るような目で息子を見た日。大好きな母が若年性認知症を発症しました/48歳で認知症になった母(1)
小学5年生から介護が始まった僕のお話

※本記事は美齊津康弘・原案、吉田美紀子・漫画の書籍『48歳で認知症になった母』から一部抜粋・編集しました。

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