奇跡の後には“現実”が! ドラマ「コウノドリ」が描く出産後のリアルに大反響

#美容・健康   
出産後にやってくる“現実”とどう立ち向かう?


産婦人科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)を主人公に、産科医療のリアルを描いてきたドラマ「コウノドリ」(TBS系)。10月13日より放送されている第2シーズンでもその作風は健在で、「出産後の大変さまでしっかり描いているのがすごい」と話題になっています。

 

奇跡の後には“現実”が続いていく!


シーズン1から2年の時がたち、すっかりベテランになったサクラ。シーズン2の第1話では、そんな彼が働く病院のもとに2組の夫婦が登場しました。

1組目は、共に耳が聞こえない夫婦。物語の中で妊婦さんとサクラはホワイトボードでやりとりをするのですが、診察の時に彼女は「赤ちゃんが生まれたらしっかり検査してあげてください。聞こえるか、聞こえないか」と生まれてくる赤ちゃんに対する不安を伝えていました。

そしてサクラと同期の産婦人科医・四宮春樹(星野源)のもとには、産後いち早く仕事に復帰したいと願うキャリアウーマンの妊婦さんが。しかし四宮が検査した結果、お腹の中の赤ちゃんが“心室中隔欠損”という心臓に穴が開く疾患にかかっていることが判明。小さな穴だったため四宮は「症状が出ない可能性があります」と話したのですが、妊婦さんは出産後の“職場復帰”に不安を抱えます。

最終的には、2組の夫婦とも無事に健康な赤ちゃんを出産。“聴覚”“心室中隔欠損”ともに問題はありませんでした。まさに奇跡のような結果ですが、ここで終わらないのが同ドラマ。最後は聴覚で悩む夫婦が後方から車にクラクションを鳴らされたり、夫が育児休暇をとれずキャリアウーマンの妊婦さんが途方に暮れるシーンが登場します。

さらにドラマ内では、「出産という奇跡の後には“現実”が続いていく」というナレーションも。これに視聴者からは「出産のすごさに改めて気づかされたし、同時に怖いって思った」「『出産した! おめでとう!』だけじゃ終わらないのがこのドラマの魅力的な部分」「最初から最後まで鳥肌が止まらなかった。命って尊い」との声が上がりました。

【写真を見る】出産という奇跡の後には“現実”が続いていく


 

出産後の様々な苦悩


10月20日に放送された第2話でも、“子宮頸部腺がん”と診断された妊婦さんが登場。無事赤ちゃんを産むことが出来たのですが、出産後は自分自身が生きるための“がんの治療”に挑むことになります。

ドラマで語られてきたように、出産後に様々な悩みを抱えるお母さんは多い模様。ネット上には「出産も大変だったけど、その後の育児が大変すぎてノイローゼになりかけた」「産んだばかりの時って変にハイになったけど、何カ月かしてだんだんしんどさが…」「身体的な負担もそうだけど、精神的な負担も想像以上」との声が寄せられていました。

また、昨年1月に放送された「NHKスペシャル ママたちが非常事態!?」(NHK系)では、出産後に離婚してしまう「産後クライシス」という社会問題も取り上げられています。産後に夫への強いイライラを感じる人が多いようで、赤ちゃんが0歳~2歳の時に離婚する人が多いとのこと。

奇跡の後の現実をどう生きるのか。ドラマ「コウノドリ」はその為のヒントを与えてくれるかもしれません。

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