野菜が高い今こそ無駄なく使う! 旬のほうれん草をまるごと味わう簡単おかず

#食   
根元に十字の切り込みを入れておけば洗いやすさアップ


寒くなるにつれて緑が濃くなり、うまみがグーンと増す「ほうれん草」。葉物野菜の高騰により手を出しづらくなっていますが、たまには食卓に旬の味を並べてみましょう。せっかくなら主役に据えて、思う存分おいしさを堪能してみては?

シンプルなのにテイスティ!


1月25日放送の「あさイチ」(NHK)では、ひと味違うほうれん草のおかずを紹介。料理研究家の小林まさみさんと小林まさるさんが、「ほうれんそう・厚揚げ・豚肉のうま煮」と「ほうれんそうとツナのあえ物」の作り方を披露してくれました。

「ほうれんそう・厚揚げ・豚肉のうま煮」では、まずほうれん草の下ごしらえからスタート。ほうれん草の根元はカットしてしまう人も多い部分ですが、まさみさんによると「とっても甘くておいしいので、捨てるのはもったいない!」とのことです。かたいところだけ切り落とした根元には十字の切り込みを入れ、洗う時に土が取れやすくすればOK。青菜が高くなっている今こそ、無駄なく丸ごと使うようにしてくださいね。

また、煮物として調理する時はゆでる前に切っておくと便利。根元は手で裂いておけば、火の通りがよくなります。下ゆでした後に水にさらさず、ざるに広げて粗熱をとるのが風味を活かすポイント。次は豚肉を炒めて味つけし、厚揚げを加えて煮込みましょう。最後にほうれん草を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。

器に盛りつけたら、好みによって溶きがらしを添えるのもアリ。ピリッとした辛みで味がしまり、おでんのようなおいしさを感じられるそう。視聴者からも、「からしって斬新! おつまみとして作ってみたい」「和風味とからしってやっぱり相性がいいんだね」「からし1つで味の印象が変わりそう。試してみよう」といった声が上がっています。

続いて登場した「ほうれんそうとツナのあえ物」は、長めにゆでたほうれん草に缶汁ごとツナを入れ、スライス玉ねぎと一緒にしょうゆで和えるだけ。超時短料理にもかかわらず、出来上がった料理の味わいには出演者一同が思わず驚くことに。「ツナが合う!」「食感がいろいろあっておいしい」「さわやかな感じですね」と絶賛されていました。

スパイスのきいた「ほうれん草のカレーそぼろ炒め」


からし以外にも、ほうれん草の豊かな味を引き出す調味料や食材はまだまだたくさんあります。ここからは一工夫したほうれん草のレシピを取り上げていきましょう。

【関連レシピ】ほうれん草のカレーそぼろ炒め


「ほうれん草のカレーそぼろ炒め」は、子どもも食べやすいカレー味のおかず。まずはフライパンに油を熱し、しょうが、にんにく、クミンシードを炒めます。

香りが立ったところでひき肉を加えて色が変わるまで炒め、カレー粉を投入。最後に5cm長さに切ったほうれん草を入れ全体に油が回ったら、塩、こしょうで調味してください。お弁当のすき間埋めにも使えそうなので、多めに作っておくと役立つかも。

コクとまろやかさをプラスした「ほうれん草とチーズの洋風あえ」


【関連レシピ】ほうれん草とチーズの洋風あえ


お次は「ほうれん草とチーズの洋風あえ」。さっとゆでたほうれん草は冷水にとって冷まし、水気を絞ってから4cm長さにカットしましょう。あとは1cmに切ったプロセスチーズ、塩、こしょう、オリーブ油を加えてボウルであえれば完成。

緑黄色野菜のほうれん草と、たんぱく質を豊富に含むチーズがタッグを組んだメニューは、冬の栄養補給にぴったりですよ。

降雪などの影響により、野菜の高値はもうしばらく続くようす。ほうれん草を買ったら上手に使い切りたいものですね。

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