“思い通りにならない”が多すぎる!? 働くママたちの仕事・子育て事情

#育児・子育て   
働きママは子どもの急な病気にはどう対応する?


夫婦共働きの家庭だとスケジュールの調整が思い通りにいかず、子どもが急な病気にかかった時などに慌てがち。その他にも仕事と家庭を両立させるには様々な困難があるようですが、世の働くママたちはどのように子育てをしているのでしょうか。

働くママたちの“仕事”と“時間”


最近とある女性向けネット掲示板で、働くお母さんが感じる“思い通りにならないこと”が話題に。「子どもが急に風邪ひいたり病気になると、やっぱり困ってしまう」「正社員じゃなくてパートだけど、シフトが入りそうな時に行事があったりする。やむをえず行事を欠席したこともあった」「残業があったりすると、幼稚園のお迎えが遅くなる」といった声が寄せられていました。

実際に急な用事が入ったら、お母さんたちはどのように時間を作っているのでしょうか。ネット上では、「自分だけじゃどうにもならないから、いざという時のためにベビーシッター紹介サイトとかに登録しておくべき」「会社によるけど“看護休暇”を取得できる企業もあるから、利用できるかどうか調べておいた方がいい」「子どもが病気した時とかにどうしても休めないなら素直に転職するべき」といった意見が寄せられています。

働くママの“時間”については、以前YOMIURI ONLINEの掲示板「発言小町」でも話題に。同掲示板にはとある専門職のお母さんが、母親として「子どもと接する時間が少ない」という悩みを投稿。仕事の帰りが21時になってしまうこともあり、転職をしたほうがいいのか迷っているようでした。

ちなみにこの相談者の家庭は、母親の収入が父親の収入を上回っているというケース。そのため夫の方が時間的な制約がなく、家事などを負担してくれるといいます。そのため他のユーザーからは、「確かに小さいうちは気に病むことが多いけど、いずれ経済力が子どもを救うこともあるしこのまま働いた方がいい」「収入と時間の両方を取るのは難しい。どちらかを選ばないといけないと思うから、一度旦那さんと話し合ってみては?」といったアドバイスがされていました。

働くママたちが抱える問題「マミートラック」とは?


【写真】働くママの昇進を阻む「マミートラック」が問題に


子育てのための“時間”以外にも、働くママたちには様々な問題が。例えば最近では、育児が原因で一般的な昇進の階段から外れてしまう状況が、「マミートラック」と呼ばれ問題視されています。

「マミートラック」の“トラック”とは陸上のトラックのことで、同じ場所をぐるぐる回ってしまうことを例えた言葉。NHKが2016年に行ったアンケートによると、働くママ1,296人のうち27.8%の人がマミートラックを「経験した」と回答していました。

さらに同アンケートにはマミートラック経験者から、「復職と同時に、前部署とは専門性の繋がりのない部署へ異動になった」「時短解除しない限りは昇格やマネージャー職は諦めろ、とはっきり言われた」といった体験談が。働くお母さんの“時間と仕事”については、当事者だけでなく社会全体で考えていく必要があるようです。

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