“おせっかい宅配クリーニング”って…何? 最新のクリーニングサービス事情 画像(1/2) 苦境に立たされるクリーニング店が宅配サービスで復活!?

家庭用洗濯機が進化したことで、「大抵の衣類なら自宅で洗濯する」という人が増えている昨今。全国の“クリーニング店”は苦境に立たされているようですが、独自のサービスを打ち出して業績回復を図る会社も。そこで今回は、最近のクリーニングサービス事情を紹介していきましょう。

老舗クリーニング店が宅配サービスで急成長

6月7日放送の「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)では、宅配クリーニングで業績を上げる「東田ドライ」を特集。社長の東田勇一さんと、実の息子で専務を務める伸哉さんが登場しました。

番組で紹介された総務省統計局のデータによると、「1世帯あたりの年間クリーニング支出額」は年々下降中。1992年は1万9,243円だったのに対し、2016年には6,615円にまで減少しています。経営全般を任されている伸哉さんは、「今までの店舗型は、どこのクリーニング屋も売り上げが下がっている」とコメント。人々の生活の変化に伴い、昔ながらのクリーニング店は苦境に立たされているそうです。

そこで伸哉さんが始めたのは宅配クリーニング「リナビス」。以前から「東田ドライ」は依頼されていない箇所も無償で綺麗にする“おせっかいクリーニング”を売りとしており、これを前面にアピールする形で他の宅配クリーニングサービスと差別化を図りました。すると注文の依頼が殺到し、大幅な赤字からV字回復。その後も従業員を増やしたりライバル会社と業務提携をしながら、経営規模を拡大しています。

老舗が始めた“おせっかい宅配クリーニング”に、視聴者からは「社長の息子さんの目のつけどころがすごい」「“おせっかい”ってどんなことをやってくれるんだろう… 一度利用してみようかな」といった声が。また放送終了後は「さっそくリナビスの公式サイト見てみたけど、アクセスが殺到してるのか繋がらない」といった報告も上がっていました。

クリーニング業界の進化は日進月歩?

“おせっかい宅配クリーニング”って…何? 最新のクリーニングサービス事情 画像(3/2) 【写真】便利すぎるクリーニングサービスの数々

近年クリーニング業界は生き残りをかけて様々な進化を遂げており、「リナビス」以外にも様々なサービスが。宅配クリーニングサービス「リネット」を運営するホワイトプラスは、宅配サービス「Scatch!」を提供するMagicalMoveと提携。朝6時から1時間単位で受け取り時間を指定できる「プレミアム便」を始めています。

また各種コンビニエンスストアも、24時間営業という利点を生かしたクリーニングサービスを実施。セブンイレブンの「クリーニング俱楽部」では、店舗内に設置された“クリーニングボックス”に24時間いつでも預け入れが可能。後日レジカウンターで「クリーニングバッグ預かり表」を提示して、仕上がり品を受け取るというシステムです。

クリーニング店を利用する機会が減っている人も多いですが、たまに利用してみると進化した便利さに驚くかもしれませんね。