漢方薬との併用は要注意!“風邪薬”選びで注目したいポイント 画像(1/2) 風邪薬×栄養ドリンクはNG?

ひと言で風邪といっても、その症状はさまざま。

どの風邪薬を選べばいいのか迷った人も多いのではないでしょうか。

どうやら“風邪薬”と銘打たれていても、種類や飲み合わせによっては体に負担をかけてしまうようです。


“総合感冒薬”を飲めばいいわけではない?

2月27日放送の「あさイチ」(NHK)では、“意外と知らない薬の知識”を特集。

風邪薬などを例に、市販薬を選ぶときの注意点が紹介されています。

番組が訪れた薬局も風邪薬がずらりと棚に並び、利用者からは「迷いますね、効きそうなのはどれか」「入っている成分はよくわからないので値段で決めています」といった声が。


最初に紹介されたのは、どんな症状にも効くとされる「総合感冒薬」。

案内役の薬剤師・熊岡仁美さんによると、熱がないのに熱冷ましを飲むと胃に負担がかかってしまうそう。

症状が限られているのであれば、その症状の改善だけを目的とした薬のほうが良いとのことです。


続いては、「風邪薬と漢方薬を一緒に飲むことは避けたほうがいい」という注意点について。

例えば「葛根湯」には必ず「カンゾウ」という生薬が含まれており、店頭にある風邪薬のパッケージにも「カンゾウ乾燥エキス」の成分名が。

熊岡さんは「カンゾウを摂りすぎると血圧が上がりすぎたり体に何かしら不調が出てくる」と警鐘を鳴らしました。


ビタミンなどが摂取できる「栄養ドリンク」も、風邪薬と一緒に飲むのは要注意。

栄養ドリンクの多くにはカフェインが含まれているため、体を休ませなければいけないのに睡眠を妨げるおそれがあります。


“持病がある人”も風邪薬を選ぶときは注意が必要。

例えば緑内障を抱えていると、鼻水を抑える成分「クロルフェニラミン」などが症状を悪化させる場合があるそう。

また花粉症の薬には風邪薬にも入っている抗ヒスタミン薬が含まれ、併用すると“かなり強い眠気”に襲われると紹介されていました。


風邪薬にまつわる驚きの知識に、ネット上でも「葛根湯ユーザーなのに知らない情報が満載だった」「栄養ドリンクって安易に風邪薬と一緒に飲めるわけではなかったんだね」「この時期は花粉症の薬と風邪薬の併用に気をつけなきゃ!」といった声が相次いでいます。


風邪に対する知識も必要!

漢方薬との併用は要注意!“風邪薬”選びで注目したいポイント 画像(3/2) 【写真】風邪の“始まり”はどこから?

そもそも“風邪”とは、どのような経緯でかかってしまうのでしょうか。

「大正製薬」公式サイトでは、「今さら人に聞けない『かぜ』の○○」と題して風邪の原因や症状を丁寧に解説。

たとえば風邪は、空気中のウイルスを吸いこむことで鼻・のどなどの粘膜で増殖。

炎症が広がると、咳や鼻水、鼻づまりの症状が現れます。


風邪を引いたとき、“お風呂”に入るべきかも気になるところ。

解説ページでは「一概には言えませんが」と前置きしつつ、鼻水・鼻づまりの症状が強いとき以外は「代謝を高めるためにお風呂に入るのも良い」としています。

ただし湯冷めしないことが大切で、「ぬる過ぎず熱過ぎないお湯にサッと入る程度」と推奨されていました。


風邪にかかった場合は、各薬局の薬剤師としっかり相談して薬を決めてくださいね。