ついに教授と対面も、併願を勧めてくるってどゆこと? ただの主婦が東大目指してみた(32)
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いよいよ東大研究室訪問の日。ドキドキしながら研究室のドアをノックすると「どうぞ〜」と、オジさん系の声が聞こえた。
戦いの始まりだ。
「失礼します!!!!」
私は知的な感じではないからせめて明るく、礼儀正しい感じを醸し出そう……!
よし、ちょっとプルっちゃってるけどここまででミスは無……
えっ何このドア! ちゃんと閉めたはずなのに……老朽化してんの? 時間差でもう一段階閉まるの? そういうタイプのオートロック?
あーあ、出だしからミスってしまったよ……
本棚の遥か向こう側から、教授がひょっこり顔を出した。
東大の研究室って学生も常時いる感じだと思っていたけど、学生が集まる感じの広さではなかった。
ただ、おびただしい量の本があった……学者ってこんなに本を読むものかな?
本棚を眺めながら椅子に座って待っている間に、なんか緊張が吹っ飛んでいった。
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著者:ただっち
現役・東大院生。英語学習カウンセラー。ブログ『ただの主婦が東大目指してみた』が、開始後5ヶ月で1日最高28万PV、月間450万PVを記録。結婚を機に専業主婦になったものの、東大大学院の受験を決意。著書に『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)、『東大「ずる勉」英語 〜3ヶ月で赤門くぐった「超効率」学習法〜』(ぱる出版)。
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