野菜たっぷりミートソース


肉の油を一度きることでクリアに仕上がる
材料(作りやすい分量・4〜5人分(約1550g))
にんにくのみじん切り…2片分
玉ねぎのみじん切り…1個分
セロリのみじん切り…1本分
にんじんのみじん切り…1/3本分
マッシュルームのみじん切り…5個分
ホールトマト缶…1缶(約400g)
赤ワイン…1カップ
あればローリエ…1枚
・オリーブ油、バター、塩、こしょう
作り方
- フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、ひき肉を炒める。肉の色が変わり、ポロポロになったら、ざるにあけ、余分な油をきる。
- 鍋にバター大さじ2を溶かし、にんにくを炒める。香りが立ったら、玉ねぎ、セロリ、にんじん、マッシュルームを加えて炒め、全体がしっとりしたら1を加え、さっと炒める。
- ワインを加えて強火にし、ホールトマトを潰しながら缶汁ごと加える(鍋中に火が立つ恐れがあるため、分量を守り、鍋を揺すったりせず、注意して加熱してください)。塩、こしょう各少々、ローリエを加えてざっと混ぜる。煮立ったらふたをして弱火にし、約30分煮る。塩で味をととのえる。
保存容器に入れて、冷蔵庫で約1週間保存可能。冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で約1カ月保存可能。
※カロリー・塩分は全量での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- 坂田阿希子
- 料理雑誌の出版社に入社後、自ら料理する道を選び料理研究家のアシスタントから始める。フランス料理店、フランス菓子店での経験を積み独立し、料理教室「STUDIO SPOON」をスタート。
- カテゴリ:
- ジャンル:
-
- イタリアン
- レシピ作成・調理:
- 撮影:
-
- 日置武晴
食材の扱い方・ポイント

- にんにく
- 独特の香りと風味が特徴の香味野菜。イタリア料理、フランス料理、中国料理、韓国料理など、世…
基本の扱い方
- つぶす
-
薄皮をむいたにんにくをまな板にのせ、木べらなどをあて両手で押してつぶします。
- みじん切り(1)
-
新にんにくでない場合は中心に芽があます。芽の部分は味も口当たりもよくないので、縦半分に割ってから除きます。
- みじん切り(2)
-
切り口を下にして置き、左端を切り離さないようにして、上からと横から細かく切り目を入れ、右端から切り落としていくと効率よく切れます。

- 玉ねぎ
- 生で、炒めて、煮て、揚げて、焼いてと、いろいろに調理され、和・洋・中、いずれの料理でも使…
切り方
- 皮をむく(1)
-
上下を落として皮をむく。
- 皮をむく(2)
-
残った先端の茶色い部分は包丁でむき取る。
- 輪切り
-
玉ねぎの繊維を切る向きに、用途に応じた厚さに切る。
- みじん切り(1)
-
縦半分に切り、切り口を下にして置き、根元を切り離さないよう、根元の手前まで縦に細く切れ目を入れる。
- みじん切り(2)
-
90度回して、へたを左側にし、厚みに何本か薄く切り目を入れる。右側から細かく切るとみじん切りに。
- くし形切り(1)
-
根元を切らないよう、根を切り落とす。
- くし形切り(2)
-
包丁を繊維に沿って斜めに入れて適当な大きさにする。
- 薄切り
-
縦薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして縦に置き、繊維に沿って、端から料理に応じた厚さに切ります(画像のもの)。形が崩れにくいので、料理の中で形を残したいときに。
横薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして横(輪切りと同じ向き)に置き、端から料理に応じた厚さに切ります。サラダなどに使う場合で、早く辛みを抜きたいときは、横に薄切りにして水にさらします。

- セロリ
- さわやかな香りとシャキシャキとした歯ごたえが特徴の洋野菜。西洋料理では、煮込みやスープに…
下ごしらえ
- 細い茎ごと葉の部分を切り分けます
-
使うのは主に茎の部分なので、細い茎が枝分かれする、かたい節で切り分けて。細い茎と葉は、ばらばらにして別に保存します。葉を別にしたほうが茎が長もちします。
- 葉がついているほうから下に向かって筋を取ります
-
生で食べるときや大きい切り方で使うときは、筋を取ります。茎の上のほうの筋がかたいので、葉がついているほうから根元に向けて、包丁に引っ掛けてスーッと取って。皮むき器を使ってもOK。
切り方
- 縦薄切り
-
4〜5cm長さに切ってから縦に1〜2mm厚さに切ります。
- せん切り
-
縦薄切りにしたものを、少しずつずらして重ね、端から細く切ります。
- 拍子木切り
-
5〜6cm長さに切り揃えて、1cm幅の棒状に切ります。
- 薄切り(小口切り)
-
端から薄く切ります。薄切りにすると繊維が切れるので、筋は取らなくてOK。
- 斜め薄切り
-
セロリに対して斜め45度程度に包丁を入れ、薄く切ります。サラダにするときなどに。
- 乱切り
-
細い部分はそのまま、太い部分は縦半分に切ってから、手前に90度ずつ回しながら斜めに切ります。
- そぎ切り
-
斜めに包丁を入れて好みの幅に切ります。
- 葉と細い茎は細かく刻むと食べやすい
-
葉のついている細い茎は、かたくて筋っぽいので、生で食べるのには向いていません。料理に入れるときは、葉ごと細かく刻んで。

- にんじん
- 赤い色が食欲をそそる、緑黄色野菜の代表。生で、煮る、炒める、揚げるなど、さまざまな調理法…
基本の扱い方
- 皮をむく(1)
-
茎のつけ根から7〜8mm内側に包丁を入れて、へたを切り落とします。
- 皮をむく(2)
-
皮をむいてから使う長さに切ります。にんじんの皮をむくには皮むき器がおすすめ。縦方向にむいて。
切り方
- 輪切り
-
横にして小口から厚さをそろえて切れば、輪切りに。厚さは、料理に合わせて調節を。
- いちょう切り(1)
-
作りたい分量の長さに切り、縦四つ割りにします。
- いちょう切り(2)
-
四つ割りにしたうちの2本を、切り口を下にして置き、端から薄切りにします。厚さを揃えて切ると、火の通りが均一に。
- せん切り(1)
-
皮をむき、斜め薄切りにします。
- せん切り(2)
-
これを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。
- せん切り(3)
-
縦薄切りにしてからせん切りにしても。この場合、4〜5cm長さに切ったら、縦に薄切りにします。このとき、端を1枚切ったら、その切った面を下にして置くと、安定して切りやすくなります。
- せん切り(4)
-
これを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。
- 短冊切り(1)
-
4〜5cm長さに切ったら、縦に1cm厚さに切ります。
- 短冊切り(2)
-
端から薄切りにします。
- あられ切り(1)
-
さいの目切り(約1cm角)よりさらに細かく、約5mm角に切る角切り。
4〜5cm長さに切ったら、5mm厚さの薄切りにします。 - あられ切り(2)
-
これを5mm角の細切りにしたら、端から5mm幅に切って、立方体にします。
- ねじ梅
-
野菜を花の形に切る「花形切り」の一つで、立体感のある梅の花の形にしたもの。煮ものなどに。
- ねじ梅(1)
-
にんじんは皮をむいてから7〜8mm厚さの輪切りにし、花形の抜き型を使って、抜きます。
- ねじ梅(2)
-
花びらの境目5カ所全部から中心に向かって、包丁の刃元を使って2〜3mm深さの切り込みを入れます。
- ねじ梅(3)
-
花びらの中心から、左側の境目の切れ込みに向かって、包丁の刃元を斜め下向きに進め、薄くそぎ落とします。これを花びらごとに繰り返します。
おすすめ読みもの(PR)
人気のたれ・ソース・ドレッシング その他レシピ
レシピ検索
ラクレシピならレタスクラブ
今日の夕飯のおかず&献立を探すならレタスクラブで!基本の定番料理から人気料理まで、日々のへとへとから解放されるプロ監修の簡単レシピ30222品をご紹介!