キレイは腸からつくられる! 正しい腸活

今、とにかく注目を浴びている「腸」。美肌、ダイエット、健康…。 「腸」を元気にすればすべてかなえられるとか。 すぐに実践できる「腸活」をお伝えします!

小林暁子先生

教えてくれたのは 小林暁子先生

小林メディカルクリニック東京院長。便秘外来、内科、皮膚科を中心に、全身の不調に対応する診療を行なう。便秘外来では、これまで延べ20万人以上の治療に当たり、高い実績を上げている。

あなたの腸、老けてない? 腸年齢CHECK!

下記の項目の中で、当てはまる選択肢を選び、点数を合計。そこに実年齢を合算し、腸年齢を算出します。

腸年齢CHECK チェックリスト
出典/小林メディカルクリニック東京
※下剤を使用している方は、使用していない状態でチェックしてください。
実年齢以下
→ 健美腸!
腸の状態は良好! 健やかで美しく若々しい健美腸の持ち主です。この状態を維持しながら、さらに腸にいい習慣を取り入れていきましょう。
実年齢+1〜8歳
→ 要注意!
腸年齢はやや老け気味ですが、食事や生活を見直すことで改善は可能。元気な腸をつくる習慣10をぜひ実践して!
実年齢+9歳以上
→ 生活習慣の
見直しが必要!
腸内環境がだいぶ乱れている可能性があります。今すぐ生活習慣を改善するのはもちろん、重度の便秘がある場合は病院へ。

腸を元気にして体も肌も若返る!

腸と若返りの仕組み

人間は老化する生き物、と諦めないで! 腸が元気で若ければ、体の老化に立ち向かうことも可能です。

仕組み1

美と健康は腸が決める!

腸内には100兆個以上の細菌が常在し、老化防止に働く善玉菌、病気の原因になる悪玉菌、どちらにもなる日和見菌がいます。善玉菌が優位になれば、病気予防にもなり、エイジングケアにつながることが分かっています。

仕組み2

肌細胞の代謝を高め美肌に導く

腸は栄養の消化、吸収を行ない、老廃物を排せつしている器官。正しく働けば、血流が促進されて、肌細胞にも栄養が充分に運ばれ、不要なものはデトックスされる巡りのいい肌に。美肌づくりに一役買います。

仕組み3

体の酸化や炎症を腸が防ぐ!

小腸には、全身の免疫細胞の約7割が集まっており、病原菌や異物の侵入を防いでいます。腸が元気であれば、老化の原因となる活性酸素や細菌、炎症などから体を守り、治癒力を高めてくれるのです。

仕組み4

自律神経が整い元気で若々しい体に!

腸は、生命活動を調整している自律神経がコントロールしています。腸の働きがよい=自律神経が整っている理想的な状態ということ。活動と休息のバランスが取れた、若々しい体づくりにつながります。

きょうからできる美腸レッスン

元気な腸をつくる習慣10

体と同様、腸にもリズムがあります。日中は活発に行動して、夜はリラックスする生活習慣が、美腸づくりのポイント。ぜひきょうから試してみて!

  • 体がしっかり目覚めれば、腸も元気に活動を開始! 排便にも最適な時間帯なので、余裕を持って行動して。

  • 朝日を浴びて 腸を活動モードに!

    元気な腸をつくる習慣1

    朝起きたら、まずはカーテンをあけて朝日を浴びましょう。日の光を浴びると、脳に信号が送られます。すると、体のリズムを整える働きを持つ、体内時計がリセットされ、腸は活動モードにチェンジします。

  • 起床後、コップ1杯の水 で腸を目覚めさせる

    元気な腸をつくる習慣2

    体は寝ている間に水分を放出し、起床時にはカラカラの状態。ですから、必ず水分補給をしましょう。水分をとると体が目覚め、胃腸が動くきっかけに。真夏以外は、冷たい水より常温の水がベターです。

  • 朝食は必ず食べて 体内時計をリセット

    元気な腸をつくる習慣3

    一日の食事の中で最も大切なのが朝食。朝食をとると、体内時計のリズムを正すことができるほか、排便の促進にも。朝食は、さまざまな食材をとるのが理想的ですが、もち麦や玄米といった食物繊維が豊富な食材もおすすめです。

  • トイレに座って 排便サイクルをつくる

    元気な腸をつくる習慣4

    水分や朝食をとったあとは、腸が活動を始め、排便しやすい環境に。便意はリラックスした状態のときに起こりやすいので、時間に余裕を持ってトイレへ。便意がなくても、トイレに座る習慣をつけると排便リズムが整います。

  • 日中

    ゴロゴロしているときは、腸も停滞モードに。軽い運動や、体にうれしいおやつを取り入れて、腸を活性化!

  • 座りっぱなしは避けて 1時間に1回は歩く

    元気な腸をつくる習慣5

    適度な運動は、腸によい刺激に。ウォーキングや、ストレッチなどがおすすめですが、運動がおっくうな場合は室内を軽く歩く程度でもOK。座りっぱなしは避けて、1時間に1回は立ち上がって歩きましょう。

  • おやつを食べるなら 食物繊維+乳酸菌

    元気な腸をつくる習慣6

    食物繊維やミネラルが豊富なドライフルーツと、腸の善玉菌の増加に役立つヨーグルトを組み合わせれば、美腸づくりにうれしいおやつの完成。ヨーグルトは人肌に温めると乳酸菌が活発になり、口当たりもまろやか。

  • 午前0時は腸のゴールデンタイム。この時間までにぐっすり眠るために、体を休めリラックスする習慣を。

  • 食事はしっかりかんで 唾液の分泌を促す

    元気な腸をつくる習慣7

    食事は、意識的にかむことを習慣にしましょう。目標は1口ごとに30回。しっかりかむことで、唾液が出て、消化吸収がスムーズに行なわれます。早食いやながら食べは、かむことがおざなりになるので注意。

  • スマホを離しリラックス できる時間をつくる

    元気な腸をつくる習慣8

    腸はリラックスしているときに活発に働きます。夕食を終えたら、好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、リラックスできる時間を設けて。スマホやPCは脳を興奮させるため、寝る1時間前にはすませましょう。

  • 入浴時は湯船につかり 体も腸も温める

    元気な腸をつくる習慣9

    体が冷えて血流が悪くなると、腸の働きにも悪影響。お風呂はシャワーですまさずに、湯船につかって温まりましょう。長湯をするときは、水分補給も忘れずに。就寝1時間前くらいに入浴すると、入眠もスムーズ。

  • 睡眠不足も寝過ぎも×。理想は 6~7時間睡眠

    元気な腸をつくる習慣10

    睡眠不足は、便秘をはじめ腸の乱れを招く原因に。できれば午前0時には就寝を。理想の睡眠時間は6〜7時間です。寝過ぎたり、長時間昼寝をするのはNG。毎日一定の時間に寝て、起きることが美腸づくりのルールです。

※レタスクラブ2019年12月25日発売号より抜粋
撮影/三佐和隆士 スタイリング/井口美穂 イラスト/加納徳博 編集協力/彦田恵理子