うまみが濃厚!みずみずしい!北海道のアスパラガスが驚くほどおいしい理由

#フレンズ 
アスパラガスは、濡らしたペーパーなどで包みビニール袋に入れて、立てて冷蔵庫で保存してくださいね

北海道在住アラフィフライター、ポテコです。
生まれも育ちも北海道の私。自慢の道産食材が大好き!
仕事で全道各地の生産者や直売所の方からお話をうかがうこともあるのですが、北海道の野菜や食材は本当においしいんです。

北海道のアスパラの旬は4月~6月。
新鮮でスラリとした緑の茎、口いっぱいに広がるジューシーな甘さ、たまりません!


アスパラガスはなるべくうま味を逃さないように、長いままで調理するのがおすすめです

北海道では旬の季節によくアスパラを食べます。
それぞれの家で好きなアスパラの食べ方があったりも。

わが家は、まずは茹でたてのアスパラにマヨネーズ
塩を少々入れて沸騰したお湯で1分ぐらい茹でて、熱々をマヨネーズで食べるだけ。一番ダイレクトにアスパラのおいしさが伝わってきて最高!

アスパラは、バターやホワイトソース、卵などとも合うので、バターや半熟のゆで卵とあわせたりも。ちょっと特別な日はフランスでは定番という「オランデーズ」というソースで食べることもあります。
バターと卵黄、塩こしょうとレモン汁を湯煎で温めながら混ぜてクリーム状にしたソースなのですが、レモンの風味の濃厚なバターソースがアスパラの個性を引き立てます。見た目もグリーンのアスパラにかけるだけでオシャレな雰囲気になるので、おすすめ。

オランデーズソースは、さわやかなレモン風味のバターソース。黄色が見た目もさわやか♪


アスパラをたくさん茹でて冷蔵庫で冷やしておいて、他の旬の野菜と一緒にサラダにすることも多いのですが、盛り付けにアスパラがあると、いつもと違う、本格的なサラダに見えます。
ワンプレートにパンと一緒に盛り付けると、カフェランチ風にも♪

冷蔵庫にある野菜を使ったいつものサラダも、アスパラガスがあるとオシャレ見えします

パンや目玉焼きと一緒に盛り付けてワンプレートにすると、洗い物も少ないオシャレな一品が完成!


下茹でしたアスパラを肉やベーコンで巻いてもおいしいですよね。
豚肉でも牛肉でも、その日冷蔵庫にある肉に軽く塩こしょうをしてアスパラを巻き、巻き終わりをフライパンの下にして焼きます。

ベーコンの油と塩分、うま味がアスパガラスに染み込み、食べ応えもあります!

「和風であっさり食べたいな」という時は、茹でて冷やしておいたアスパラに麺つゆをかけるのも、夏らしい涼し気な一品に!

以前取材して知ったのですが、おいしさのコツは、なるべく長いまま調理することと、根元はピーラーで皮をむくことなんですって。バター炒めもなるべく長いまま調理して、食べるときにひと口サイズ[にしています。根元は少し硬いので、皮をむくと火の通りが均一になって調理しやすいですよね。

アスパラガスをの根元を持って弓なりに反らせて、ポキンと折れた場所から下が固い場所です。ぜひやってみて


北海道の直売所では時々、出荷用に長さをそろえるためにカットした「根元」を販売しているんですよ! それを浅漬けにすることもあります。

完売も!北海道のアスパラ

アスパラは、この時期のギフトとしても人気です。北海道を離れた家族や知人に贈ると大喜びされます。初夏の到来の知らせというか…。
アスパラは、生産者の土作りやその土地の気候で味が変わるので、人気の産地や生産者だとすぐに「完売御礼」になる事もあるんですよ。

サイズはM,L、2L,3Lと分かれていて、太いほど高価にはなるのですが、これは好みです。
朝どりで、背筋がピンと伸びているなら、どれもみんなおいしいです。
調理しやすくて、どんな料理との相性もいい万能野菜なので、この時期にいろいろ試して、自分だけのおいしさを見つけてくださいね。

旬のクレソンを添えたアスパラガスのベーコン巻きです。豚肉や牛肉を巻くと、食べ応えのあるおかずになります

ネットで買うなら、おすすめは、小樽市にある「北海道絶品グルメ」が販売する余市郡赤井川村「コロポックル村」のアスパラガス

▶北海道絶品グルメ◇赤井川村産有機JAS グリーンアスパラ ML混在500gとゲランド岩塩プレミアムベーコン150gセット 4020円(税込み・送料無料) 

小樽市に隣接する赤井川村は、寒暖差と独特の地形の恵みでうまみの濃い野菜が育つと人気の産地です。売り切れ次第終了なので急いで!

アスパラは、ユリ科の多年性宿根草。もじゃもじゃの根が特徴で、種を植えて根が育つと10年ほど毎年収穫できます。北海道のアスパラがなぜおいしいかというと「水と根に蓄積された養分」なんですって。

生産者の方にうかがったことがあるのですが、アスパラは「水が育てる作物」といわれるほど、たっぷりの水を必要とする野菜なので、適切な水分があれば、1日で10cm以上生長することもあるそうです。
春の北海道は、ミネラル豊富な雪解け水が伏流水となって大地を潤すので、アスパラには絶好の土壌。
さらに地域によっては、気候の寒暖の差が甘みを増してくれるそうです。
もう一つの根に蓄えられた養分は、おいしさの源でもあるので、その養分をたっぷり含んだ春先のアスパラは、うま味が濃厚に育つとのこと。
さらにアスパラは、カロテンやビタミンC 、さらに疲労回復に役立つアスパラギン酸など、栄養の優等生なんです。

北海道には素晴らしいアスパラの生産者がたくさんいます。
病気に強い、うま味が濃いといった品種を作り出したり、太いアスパラを育てるために茎同士の間隔をあけて土地を贅沢に使ってじっくり育てることをモットーとしていたり。アスパラは北風を受けただけで曲がったりもするので、まっすぐに育てる工夫をするなど、おいしい野菜には、必ず作物を大事に育てる人がいるんですよね。ぜひ旬の味を楽しんでください!

文=ポテコ

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がレタスクラブに還元されることがあります

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連載コラム:
北海道新聞

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