「子ども部屋は狭くあれ」 林修氏も感心したエリート養成学校の驚くべき教育方針

#育児・子育て   

子供の将来を考えて、小さいころから教育に力を入れている親ごさんも少なくありません。そんな親ごさんの中には“エリート養成学園”に子どもを入れ、社会のリーダーとしての素養を身につけさせている人もいるようです。

■自由時間はたったの2時間!

6月25日に放送された「林先生が驚く 初耳学」(TBS系)では、将来の日本を背負って立つエリートを育てる学校「海陽学園」を取り上げました。海陽学園は全国の一流企業82社の寄付によって設立された中高一貫校。初代卒業生は1割が東京大学に合格したというから驚きです。

全寮制の学校ということで、番組は寮に潜入。そこで暮らしている学生たちは口々に「医者になりたい」「官僚になりたい」と言い、取材した石原良純を驚かせました。ただ、さらに驚くべきは寮で取り入れているタイムスケジュール。一流のリーダーのタイムスケジュールを体に叩き込むため、1日の自由時間はたったの2時間にしているそうです。食事も入浴も込みで2時間ということで、石原も驚愕の声を上げますが、少ない時間を有効活用する習慣を身につけるには効果的なのだとか。

これには視聴者からも「確かにこういうタイムスケジュール作ってないと、子どもはいつまでもテレビ見てたりするからね」「厳しい気もするけど時間の管理を自分でする能力は身につきそう!」と感心の声が上がりました。

■部屋はあえて狭くした方がいい!?

また視聴者が驚いたのはそれぞれの自室の広さ。紹介された部屋はベッドとデスクを除くと2畳ほどしかない、かなり狭いもの。部屋を狭くすることでわざと居心地を悪くして、引きこもりを防止しているそうです。これには林修も「なるほど」と納得したようす。

部屋をあえて狭くし、引きこもりを防止するのは教育界だけでなく建築界でも常識のようで、番組に登場した専門家も「広い自室があると居心地がよくなり、家族とのコミュニケーション不足につながる」と語っています。海陽学園では生徒が部屋から出て他の生徒と顔を合わせるようにし、コミュニケーション能力を高めているのだとか。

これには視聴者からも「知らなかった! 子どものためには広い部屋が良いとばかり思ってた」「エリートにするには狭い部屋の方がいいなんて意外すぎる」と驚愕した人も少なくなかったようです。

他にもイベントの数を増やしてリーダーシップを育てたり、社会人と一緒に生活させたりと、エリート養成のために色々な工夫をしている海陽学園。子どもを将来、社会のトップリーダーに育てたい人は、“部屋を狭くする”など、できることから取り入れてみるといいかもしれませんね。

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