偏頭痛 気圧や疲労の頭痛にも◎な手もみ

基本のもみ方

親指の腹を使う

親指の腹を反射区に当て、垂直方向に力を入れ押していきます。

親指の角を使う

親指の角を骨の間や下に入れ込んだりして、反射区をしっかり押していきます。

親指・人差し指の爪の横を使う

親指と人差し指の爪の横のかたい部分を使い、爪のつけ根、指先などの反射区をキュッと挟んで押していきます。

人差し指の角を使う

曲げた人差し指の第2関節の角を使って、反射区をグリグリと押していきます。

偏頭痛の解消

リンパ節・首の反射区（両手）

・手の甲側の人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指の骨の間
・1秒で1往復！

長時間同じ姿勢でデスクワークなどをしていると首に老廃物がたまり、偏頭痛につながることがあります。リンパ節・首の反射区を押すとたまった老廃物が流れるため、偏頭痛解消に効果的です。机などに手のひらを乗せ、1秒1動作で押すのがコツです。

手もみのやり方

1　軽く指を開いた状態で机に左手を置き、右手の人差し指、中指、薬指を反射区に置きます。すべらないよう指を少し立て、グッと力を入れながら前後に押します。

2　押している指を往復させながら、少しずつ下にずらし、手の甲の中央まで同じことをくり返しま す。1秒で1往復、30回を目安に行いましょう。反対の手も同様に押していきます。

こんな時にも！

・首こり改善
・手足の冷え改善
・老眼改善

注意

・効果には個人差があります。我慢できないほど痛かったり、強い違和感があったりする場合は、すぐに中断してください。
・体調を考慮して、自身の責任において行ってください。

【著者プロフィール】
音琶麗菜
看護師として勤務していた経験を活かして、手のひらセラピストに。その後、株式会社ベストバースデーを立ち上げ、手のひらセラピーを広めるために幅広く活動している。

【監修者プロフィール】
新谷真知子
島根医科大学（現島根大学医学部）卒業後、大阪市立大学（現大阪公立大学）医学部内科学教室第三に入局。様々な医療機関に出向し、経験を重ね、平成20年2月大阪府堺市にてしんたに内科クリニック開業し現在に至る。

著＝音琶麗菜、監修＝新谷真知子／『たった7秒！もむだけであらゆる不調が解消する 手もみ大全』