子育て世代の「困った!」移動の不便を解消。まったく新しい、車のちょい乗りサービスって?

#くらし   

うちの娘は小学5年生。
中学受験を考えて、週3で塾に通わせているけれど、送迎がかなりの負担です。
駅前の塾までは車でほんの10分とはいえ、それなりに身支度を調えないといけないし、お迎えが終わるまではお酒も飲めなければお風呂も入れない。
冬の寒い夜や大雨の日はとくに、車を出すのがツライんですよね。

そんなとき、KDDIが始めた「車のエリア定額乗り放題サービスmobi」という、新しいモビリティサービスの発表会があると聞いて、さっそく行ってみました。

KDDI髙橋社長

「mobi」は、au携帯で知られるKDDI株式会社と、最先端技術で新たな移動体験を提供するWILLER株式会社が、共同で提供する新事業。イメージは「乗り合いタクシーのサブスク」です。

アプリや電話で車を予約すると、専任ドライバーが専用の車でお迎えに来てくれます。
自宅から半径2kmを目安としたエリア内なら、どこでも、何回でも乗り降り可能。
複数の利用者が1台の車に乗り合わせるのですが、予約状況や道路事情に合わせ、AIが最適なルートや運行スケジュールを算出してくれるので、運行はとてもスムーズ。病院からスーパーへ、さらに幼稚園のお迎えに、と複数の場所を回遊できる自由度の高さも魅力です。

30日間乗り放題で5000円ですから、タクシーのように毎回「いくらかかるのか」「小銭はあるか」などと心配する必要もありません。
同居家族は6人まで、1人あたり500円で追加登録ができるのも便利!
3人家族のわが家なら6000円。1人2000円で済む計算に…!
しかも、はじめの14日間は無料でお試しできるというから驚きです。
さらに、1回ずつ支払いをする1回乗車プランもあって、大人300円、小学生以下150円ですから、とってもお得だと思いました!

発表会には、このサービスを体験した女優・安田美沙子さんと、利用を希望しているというタレント・関根勤さんも登場。

安田美沙子さん

安田さんは「アプリを開いて、地図上のピンをタップするだけで乗降場所を設定できるから、すごく便利でしたよ。大きな荷物がある方にはとくに助かるサービスで、ベビーカーを押した女性が乗ってきたときは、ドライバーさんがちゃんとベビーカーをトランクに積んでくれていました」と感心しきり。
さらに、「私も息子が2人いるので、荷物が多くて外出がたいへんなんですけど、mobiを使えば気軽に出かけられます」とうれしそうです。

関根勤さん

一方の関根さんも「今は僕、運転に自信がありますが、70歳を過ぎて家族などから不安の声が出たら、免許は返納しようかなと考えています。これまでは、車がないと不便だなと迷う気持ちもあったんですが、このサービスがあれば、安心して免許返納ができる」と笑顔を見せました。

おふたりには、ドライバーが数人で固定されていること、乗り合いをするのは地域の方が多いことも魅力のようで、安田さんが「mobiでママ友ができそう!」と言えば、関根さんも「近所の人と知り合えるだけでなく、みんながあちこち出かけることで街全体が活気づくよね」と語っていました。

帰宅してから、家族に「mobi」のことを話すと、みんな興味津々です。
夫は「出社するときの駅までの移動に使いたいな。今は自転車だから、雨風が強いときはつらいんだよね…」
娘は「mobiを使って塾にもスイミングにもひとりで行きたい! ひとりで車に乗るなんて大人みたい! あ、友達の分も予約してもらおうかな? 友達は1回150円(小学生以下)で乗れるんでしょ?」
と盛り上がっていました。

免許を返納したり、車を手放したという私の親世代にも安心しておすすめできるサービスな気がします。うちは去年、父が車を手放したので、mobiを使うことで積極的に外出するきっかけになるのかも、と思いました!

mobiのサービスが提供されているのは、現在下記の3か所です。
・東京都渋谷区
・愛知県名古屋市千種区
・京都府京丹後市
東京都豊島区でも来年サービスが開始されるそうで、その後北海道から九州まで、北海道から九州まで、全国のエリアで順次サービスが展開される予定とか。

ちょっとした距離の移動をサポートしてくれる、何かと忙しい私たちにはとってもありがたいサービス。全国展開される日が待ち遠しいですね!


取材・文=春日あずさ

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Information

mobiカスタマーサポート 050-2018-0107 営業時間 10:00 - 19:00
https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/

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