貯蓄の考え方を見直そう。「平成の貯蓄」はズバリこうすべし! 

#くらし   
預けているだけでは増えないお金。「投資」に挑戦という選択肢も視野に入れて


昭和の常識は、平成の非常識。お金については特にそういえます。共働きなのに、お金がちっとも貯まらない!と嘆いている人たちは、もしかして「貯め方」に関する考えが古いのかも!? では、「平成の貯蓄」はどうすれば……。ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さん、教えてくださ~い!

【いつ貯める?】


出産が遅いと、定年近くまで教育費がかかる!


昔→子どもが独立したらじっくり貯蓄

今→出産が遅いと定年近くまで教育費がかかる!

人生にはお金を貯めやすい「タメキ」が3回あります。子どもが生まれる前の夫婦2人だけの時期、子どもが小学生の時期、子どもが独立したあとの3つです。しかし、最近の晩婚・晩産化で、定年近くまで教育費がかかるのでタメキが少ない人が増加中。今のペースで定年までにいくら貯まるかをかけ算し、足りないと思えば貯蓄ペースを一段階上げて!

【どう増やす?】


【表を見る】毎月1万円を38年間積み立てると……。運用利回りによって退職金は大きく異なる!


昔→お金は銀行や郵便局に預けていれば充分

今→預金だけじゃ増えない!投資に挑戦するのもあり

昭和と平成とで最も違うのは預金金利。昔は郵便局の定期貯金金利が7%を超えたこともあるし、企業の退職金も5.5%で運用されていました。しかし、今や預金はゼロ金利。預けているだけで増える時代ではなく、投資の必要も出てくるのです。ただし実際に投資する前に勉強と練習が不可欠です。

「貯金していれば大丈夫!」は、昭和の時代まで。平成の今は「タメキ」を意識して貯蓄を増やし、それを賢く増やす研究も必要です。特に「うちは晩婚・晩産だから」という家庭ほど、よく考えて!

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Information

教えてくれたのは:深田晶恵さん
ファイナンシャルプランナー、生活設計塾クルー取締役。個人向けにマネー相談を受けるほか、セミナー講師やメディア出演などで活躍。『30代で「そろそろお金を貯めよう」と思ったら読む本』(PHP文庫)など著書も多数。

編集協力=松崎のり子 生島典子


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