新じゃがは蒸し焼きがウマイ!香ばしさで風味アップ「肉じゃが&ポテサラ」レシピ

#食   
新じゃがは蒸し焼きがウマい!香ばしさが絶妙な調味料に「肉じゃが&ポテサラ」レシピ

春が旬の「新じゃが」。コスパもよくて、料理のバリエーションも広がるから、スーパーで見かけるとついつい手に取ってしまいますよね。そんな新じゃがの最高においしい食べ方を追い求め、食材使いの絶妙な「ひとひねり」に定評のある、きじまりゅうたさんを取材しました。水分が多い新じゃがはゆでるよりも蒸し焼きで火を通すのがおすすめ!今回は、新じゃがの蒸し焼きレシピをご紹介します。

【編集部より】蒸し焼きは、手間がかからず時短にもおすすめ!
じゃがいもをゆでるとなると、鍋にお湯を沸かす手間がかかるし、洗いものも増えてしまいます。でも蒸し焼きならフライパンに直接入れて油をからめて蓋をするだけなので、とっても簡単!手間いらずで時短にもおすすめです。

教えてくれたのは▷きじまりゅうたさん

きじまりゅうたさん

料理研究家。祖母、母ともに料理研究家という家庭に育つ。基本を大切にしつつ、新しい発想を取り入れた料理が人気。雑誌、テレビなどで幅広く活躍中。

【編集部より】誰でも真似できる!きじまさんの絶品レシピをお試しあれ
毎年、レタスクラブ読者の方が楽しみにしてくださっている人気の新じゃが企画だからこそ、今年は意外性のあるレシピをご紹介したいと思いました。きじまさんが考案するレシピは、食材の組み合わせや使いかた、調理法の「ひとひねり」が絶妙!それでありながら、みんなが真似できるシンプルさが魅力です。ぜひお試しください♪

蒸し焼き肉じゃが

こうばしさが絶妙な調味料に!

蒸し焼き肉じゃが

[ 材料・2〜3人分 ]*1人分332kcal/塩分2.7g
新じゃがいも ...7~8個(約400g)
豚バラ薄切り肉 ...150g
玉ねぎ ...1/2個
しらたき ...200g
サラダ油 砂糖 みりん しょうゆ 練りがらし

[ 作り方 ]
1.新じゃがはよく洗って水けをきり、皮つきのまま半分(大きいものは4つ)に切る。玉ねぎは1cm幅のくし形切りにする。しらたきは食べやすい長さに切る。豚肉は7~8cm幅に切る。

2.フライパンに新じゃがを入れ、油小さじ2をからめる。断面を下にして並べ、ふたをして中火にかける。焼き色がついたら上下を返してふたをし、時々フライパンを揺すりながら蒸し焼きにする。ジューッと音がし始めてから8~10分が目安。全体にしっかりと焼き色がつき、竹串を刺してみてすっと通ったら取り出す。

【POINT】油をからめてから焼くと、皮がパリッとこうばしく仕上がる。

ここがポイント!油をからめてから焼くと、皮がパリッとこうばしく仕上がる。

3.あいたフライパンに玉ねぎ、豚肉、しらたきを順に入れ、そのつどほぐしながら炒める。砂糖大さじ1、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ3を順に加えてそのつど炒め合わせ、水1/2カップを加える。煮立ったら2を戻し入れて煮からめる。汁けがほとんどなくなったら火を止めて器に盛り、溶きがらし適量を添える。

きじまさんより
うちの肉じゃがは、祖母、母、それぞれ、作り方が違うんですが、今回紹介した「蒸し焼き」は僕流。こうばしくておいしいですよ!

ベーコンと卵の焼きポテサラ

「焼き」の魅力にハマる! 超シンプルポテサラ

ベーコンと卵の焼きポテサラ

[ 材料・2人分 ]*1人分552kcal/塩分2.5g
新じゃがいも ...7~8個(約400g)
ベーコン ...4枚
卵 ...2個
玉ねぎ ...1/2個
■下味
∟酢 大さじ1
∟砂糖 ...小さじ1
∟塩 ...小さじ1/4
あればパセリのみじん切り ...2枝分
サラダ油 マヨネーズ 塩 粗びき黒こしょう

[ 作り方 ]
1.新じゃがはよく洗って水けをきり、皮つきのまま半分に切る。玉ねぎは縦薄切りにし、水でさっと洗って水けをきり、ボウルに入れて下味を加えてあえる。ベーコンは4cm幅に切る。

【編集部より】一生モノのテクニック!玉ねぎの薄切りの裏ワザを伝授
きじまさんに教えていただいた、玉ねぎの薄切りのテクニックに感動!玉ねぎを縦半分に切ったら、繊維に対して垂直方向に上半分まで切り目を入れます。その後、繊維に沿って切れば、半月状に切れた玉ねぎの外側と内側が同じくらいの長さに!!大きさが揃うことで、食べやすくなり、火の通りも均一になりますよ。

玉ねぎの薄切りテクニック


2.上記「蒸し焼き肉じゃが」の作り方2を参照し、同様に蒸し焼きにして取り出す。1のボウルに入れ、粗く潰して混ぜる。マヨネーズ大さじ4、塩、粗びき黒こしょう各少々を加えてあえる。

3.あいたフライパンにベーコンを入れて中火でさっと炒め、端に寄せて卵を割り入れる。ふたをしてかための半熟の目玉焼きを作る。2に加えて卵をくずしながら混ぜ、パセリを加えて混ぜる。器に盛り、粗びき黒こしょう適量をふる。

【POINT】卵は粗くくずして、存在感を残すのがポイント。

卵は粗くくずして、存在感を残すのがポイント。

【編集部より】えっ、ポテサラに目玉焼き!?驚きの新発想
目玉焼きの香ばしさも相まって、とってもおいしいんです!ご本人も編集部もお気に入りのレシピ。下味を加えた玉ねぎの酸味と、パセリもいい仕事をしていて、ワインやビールにも合いそうです。見た目にも華があるので、お花見に持って行きたくなりますね♪持っていく際はベーコン・玉ねぎ・パセリを別添えにし、食べる直前に混ぜるのがおすすめ。ちなみに、きじまさんのフランス人のお知り合いにも大好評だったようですよ!!

※じゃがいもの芽や緑色に変色した皮には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれています。調理の際にはこれらの部分を充分に取り除きましょう。



* * *

【編集部より】蒸し焼きはコールドスタート&焼き色はしっかりと
フライパンが冷たい状態で油をからめてから火をつけるのが蒸し焼きのポイント!じわじわと温度が上がることで、新じゃがにムラなく火が通り、表面はカリッと、中はねっとりと仕上がりますよ。また、しっかり焼き色をつけるのが、香ばしくておすすめです。

調理/きじまりゅうた 撮影/田村昌裕 スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 編集部コメント取材/松田支信

きじま先生実演!「最高においしい!新じゃがの食べ方」をInstagram動画でチェック


この記事に共感したら

Information

レタスクラブ ’23 3月号より>

レシピ関連はここから

詳しいレシピはこちら!





雑誌情報はこちら


▼『レタスクラブ ’23 3月号』は「『またこれ~!?』と言わせない!プロの裏ワザ&レシピ」▼

今号の料理特集は、「『またこれ~!?』と言わせない!プロの裏ワザ&レシピ」毎日のごはん作り、メニューのマンネリ化で悩んでいる人も多いはず。お金をかけずに、今日から真似できるプロのレシピをたっぷりご紹介します!/きじまりゅうたさんの泣くほどウマイ! 新じゃがの食べ方/魚そぼろが超使える!/ちょっとかためが美味!喫茶店のクラシックプリン【とじこみ付録】夜ごはん活用や朝の超ラクおかずで実働15分弁当【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「献立カレンダー」【大人気連載】オトナのNEWSは小山慶一郎さん登場!/コミックエッセイも多数!レタスクラブ3月号をぜひお楽しみください。




本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //