【前田編集長の日々のつぶやき】忙しいときに限って食品を「買い過ぎる」ワケ

#くらし   
レジに並ぶ前に脳内のスイッチをオフに

とある平日、慌ただしく冷蔵庫をあけると
使いかけの「豚こま」が消費期限を過ぎている。
「しまった、昨日までだったか!」
においを嗅ぎ、まだいける!と自分にゴーサイン・・・

「期限切れの食品、あれこれチェックして食べちゃう」(マネしないでくださいね)
という話を職場のママさん仲間に話したら、
わっっかるわぁ〜!!!と激しい共感の嵐。
その中には、日々仕事をテキパキ効率的にこなす
「パーフェクトウーマン」の同僚も。

え?あなたのような計画性のある人が?
買い物の失敗とかあるの?

妙な連帯感が(勝手に)生まれ、
その場で『私たちはなぜ食材を買い過ぎるのか』について緊急討論!
そんな細かい話、なかなか話す機会はないですよね?
かなり議論は白熱し、盛り上がりました(笑)。
私たちが導いた答え、ひとつ皆さんにもご紹介します。

「スーパーに入ると脳内スイッチがオンになる」

スーパーに入ると脳内スイッチがオンになる

(古舘伊知郎さん風にお読みください)
『スーパーに入店し、かごを持つ。ここで脳内は戦闘モード、スイッチオン!
さあ、買うぞ。わが家に必要な食品はなんだ!
あの野菜やこの野菜、旬でお安いし美味しそう。
パック肉が安いぞ、多めに買っておこう。魚も食べなきゃ!』

前出の「スーパーウーマン」は言います。
「スーパーの売り場って非日常空間なんだよね、自分のスケジュールとか考えればいいのに頭真っ白になっちゃう」

そうなんですよね。
家に帰り、冷静になると気づくのです。
これぜんぶ新鮮なうちに使い切れる?冷凍するにしても小分けしないとね?今週残業あったよね、調理にかけられる時間、少なめでは…?

以前レタスクラブで取材した経済評論家の方が仰っていました。
「スーパーでレジに並ぶ前に、冷蔵品、冷凍品や生もの以外でかごの中から1つ、元の売り場(陳列棚)に戻すくらいでちょうどいい」と。

不要なものはカゴに入れないようにすることは大前提ですが、レジに並ぶ前に脳内の戦闘モードをオフにして、自分に「それ、本当に必要?」とツッコミを入れるのがいいようです。

文=前田雅子

前田編集長

前田雅子
リクルート「赤すぐ」シリーズ編集を経験後、オレンジページで料理企画を担当。2016年KADOKAWA入社、2019年8月~レタスクラブ編集長に。4歳男児の子育て中。仕事、育児、家事でバタバタの毎日を送るなか、へとへとでも作れるレシピを日々模索中。

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