あなたの夏冷えはどのタイプ？体をしっかり温める3タイプのぽかぽかシャワー術を解説！

あなたの夏冷えはどのタイプ？

それではまず、自分の夏冷えタイプを診断してみましょう。▢のチェックボックスにチェックを入れていき、いちばん多く入ったものが、あなたの夏冷えタイプです。

▢体は熱いのに手足の先が冷たい
▢寝つきが悪い
▢爪の色が悪い、爪が割れやすい
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末端冷えタイプ

▢おなかを触ると冷たい
▢冷たいものをよく食べる
▢便秘や下痢をよくする
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内臓冷えタイプ

▢脚のむくみやセルライトが悩み
▢汗をかくのは顔や頭
▢デスクワークなど長時間座っていることが多い
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下半身冷えタイプ

あなたの夏冷えタイプがわかったら、それぞれのおすすめシャワー術を詳しく見てみましょう！

【末端冷えタイプ】に最適なのは温冷交互シャワー

手足の先が冷たい、寝つきが悪い、爪がわれやすい。
そんな末端冷えタイプには
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血流ポンプを活性化する温冷交互シャワー

部屋の中と屋外の寒暖差に対応するため、夏は自律神経が乱れ気味。交感神経が過剰に高ぶると血管が収縮し、体の末端まで熱が運ばれにくくなる。温冷シャワーを交互にかけることで、血管のポンプ機能が改善！

【シャワーの浴び方】
体を洗い終えて浴室を出る前に、42～43℃の熱めのお湯を、手先、足先に30秒かける。続いて25～30℃のぬるま湯を同様に手足に30秒かける。これを３回繰り返したら最後に熱いシャワーを全身に浴びる。

【湯船につかるときは…】
40℃のお湯に肩まで３分つかる。湯船から出て、25～30℃ のぬるま湯シャワーを手先、足先に30秒かける。全身浴とシャワーを３回繰り返したら、最後に湯船に全身つかり、体を温めてから出る。

【内臓冷えタイプ】に最適なのはあつあつ朝シャワー

おなかを触ると冷たい、冷たいものをよく食べる、便秘や下痢をする。
そんな内臓冷えタイプには
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交感神経の働きを高めるあつあつ朝シャワー

冷え性は交感神経の高ぶりが原因だが、内臓冷えタイプだけは逆。リラックスモードの副交感神経が優位になり過ぎて、交感神経の働きが低下している。朝一番、熱いシャワーを浴びて、交感神経をスイッチオン！

【シャワーの浴び方】
朝起きてすぐ、42～43℃のシャワーを浴びる。まずは手足の先にかけて熱さに慣らしてから全身に。わきの下やそけい部など太い血管が通っている場所やおなかに、それぞれ集中的に当てること。

【湯船につかるときは…】
42℃のお湯に肩まで３分つかる。髪や体を洗うなど休憩を挟んでは再びつかることを３回。体への負担が大きいので、朝起きてすぐや空腹時、体調が悪いときは避けること。持病がある人も避けて。

【下半身冷えタイプ】に最適なのはシャワーマッサージ

脚がむくむ、汗をかくのは顔や頭、長時間座っていることが多い。
そんな下半身冷えタイプには
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下半身の巡りをよくするシャワーマッサージ

運動不足や座りっぱなしで下半身の筋肉が衰えると冷えやすい。特に第２の心臓といわれるふくらはぎが衰えると血管のポンプ機能が低下し、下半身冷えが悪化。足先からひざに向かって刺激して、血行をサポートしよう。

【シャワーの浴び方】
42℃のシャワーを足先からひざに向かって、ゆっくりと当てていく。前面、内側、外側、裏側と、４ライン行なうこと。手でさするぐらいの強さを感じられれば効果があるので、水圧は通常どおりでOK。

【湯船につかるときは…】
40℃の湯船に肩まで10分つかる。このとき、脚をマッサージして。ひざを曲げたまま片方の足首を両手でつかみ、ひざを伸ばしながら、両手の親指でふくらはぎを押す。各脚５回を目安に行なって。


＊　＊　＊

暑くてついおっくうになってしまう夏の入浴。でも、冷えは体の大敵です！このシャワー術を使えば、夏でも手軽にぽかぽか体質になれますね！　

イラスト／カラシソエル　編集協力／及川愛子　

文＝高梨奈々