夏のダメージで肌や髪が老ける! 体の内と外、両面からのケアで即潤い対策

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 夏の強いUVダメージで肌はボロボロ、髪はパサパサに…

夏の強いUVダメージで肌はボロボロ、髪はパサパサになっていませんか? 肌や髪のトラブルは、一気に老け込んだ印象を与えてしまいます。夏のダメージを引きずったままだと、秋冬にさらに症状が悪化してしまうことも。今すぐ、体の内と外の両面からしっかりケアして、潤いと元気を取り戻しましょう。

▷お話をうかがったのは…
楊 暁波(よう・きょうは)先生
中医学講師。不妊カウンセラー。毛髪診断士。世界中医薬学会連合会皮膚科専門委員会理事。1984年雲南中医薬大学医学部卒業。94年埼玉医科大学客員研究員として来日。日本中医薬研究会専任講師。皮膚科、中医美容学科、婦人科を専門とし、肌トラブルから毛髪の悩み、不妊相談まで、女性特有の悩みに幅広く対応。全国各地にて漢方講演や中医美容指導などでも活躍。

乾燥する秋は、肌や髪トラブルも多発

「体の不調」に関するアンケートでも、肌トラブルや髪の悩みが上位にランクイン

年齢を重ねるにつれ増えてくる肌や髪のトラブル。レタスクラブが20~50代女性を対象に行った「体の不調」に関するアンケートでも、しみ、しわ、たるみなどの肌トラブルや、パサつき、薄毛、白髪などの髪の悩みが上位を占めていました。また、「季節の変わり目にトラブルが起きやすい」という声も多々。

「中医学では、体は自然と結びついているもので、季節や気候の変化の影響を受けやすいと考えられています。特に直接外気に触れている髪や肌は、当然ながらその影響を受けやすく、季節の変わり目にトラブルが起きやすいのもそのためです。9月は暑さがひと段落する一方で、乾燥が気になり始める時期。そのため、ゴワゴワ肌や髪のパサつきなど、乾燥によるトラブルを実感される方も多いですね」(楊先生)

この時期に起きるトラブルは、夏に受けたダメージも大きく影響しているそう。

「夏の強い紫外線が髪や肌に直接ダメージを与えるのはもちろんのこと、蒸し暑い屋外と、エアコンの効いた室内の寒暖差も肌に悪影響を及ぼします。人は、暑い時は毛穴を開いて汗をかき、寒い時は毛穴を閉じることで体温調整をしていますが、過度な毛穴の開閉は肌を疲弊させてしまうのです。また、冷たい食べ物や飲み物などを摂り過ぎてしまうのもよくありません。胃腸を損傷させ、夏バテや食欲不振を招くため、肌や髪にも栄養が行き渡らなくなります。このようなダメージが蓄積され、表面化してくるのが9〜10月頃。急速に進む空気の乾燥も追い打ちとなり、しみ、しわ、くすみなどの肌トラブルや、抜け毛、フケ、パサつきなどの髪トラブルが起こりやすくなります。乾燥する秋に、湿度の高い夏と同じケアをしていると、体内はますます乾いてしまうため、保湿を心がけることが大切。体内の乾燥を招く生活習慣は改めるようにしましょう」(楊先生)

【体内の乾燥を招くNG習慣】

・スナック菓子、煎餅などをよく食べる
唾液を持っていかれるような煎餅やスナック菓子などの渇きものは、体内を乾燥させがちなので控えめに。

・コーヒーを1日に何杯も飲む
利尿作用のあるコーヒーを飲み過ぎると、体内の水分が失われてしまいます。1日1~2杯までにおさえるのがよいです。

・髪を熱風のドライヤーで乾かす
髪の水分が抜けパサついたり、頭皮が乾燥したりなど、熱風は髪にも肌にも大ダメージ。ドライヤーの温度は低めを目安にして、熱よりも水分を飛ばす強い風量で乾かすようにしましょう。保湿効果のあるドライヤーを利用するのもおすすめ。

・長風呂
皮膚の表面にある皮脂などは、いわば肌を守る天然クリーム。お風呂に長時間つかることで、セラミドなどの潤い成分が溶け出し、乾燥に拍車がかかります。乾燥を防ぐには40℃以下のお湯で10~15分を目安に。

・体をタオルでゴシゴシ洗う
摩擦は乾燥の大敵。タオルやタワシでのゴシゴシ洗いは、皮膚表面を傷つけ、肌のバリア機能が低下してしまいます。手でやさしく洗うようにして。

五臓を丈夫にして体内からたっぷり潤す

肌や髪の保湿ケアというと、乳液やトリートメントなど外側からのケアを重視しがちですが、実はそれだけでは不十分。

「中医学では、人体は五臓を中心に、血脈や経絡などのネットワークを通し、全身に『気、血、水(津液)』を巡らせることで、健康を保っていると考えられています。『気』は肌の腠理力(そうりりょく/バリア力、保湿力、解毒力のこと)をつかさどり、肌のハリやターンオーバーに欠かせないエネルギー。そして、肌や髪に栄養や潤いを届けているのが『血』や『水(津液)』です。『髪は血の余り』とも言われており、これは全身に「血」が十分行き渡っていれば、その余りが髪に届けられるという意味。つまり、美肌や美髪をつくるには、五臓を丈夫にして、『気、血、水(津液)』を全身に巡らせることが不可欠なのです。このような、内面と外面から健康と美しさを作る方法を中医美容と言います」(楊先生)

五臓を丈夫にして内面と外面から健康と美しさを作ろう


「また『皮膚は内臓を映す鏡』とも言われるように、内臓と皮膚は密接な関係にあります。例えば、皮膚や髪の毛と最も関係が深いのが五臓の『肺』。『肺』は肌の腠理力(そうりりょく)を支える『気』の生成や、潤いのもととなる『水(津液)』の配布を担っているため、『肺』の機能が弱まれば、皮膚のハリや潤いも失われ、たるみ、しわ、しみなどもできやすくなります。栄養分が全身に行き渡らなくなるため、髪の毛も細くなり、パサつきや脱毛などのトラブルも増えます。

また、『髪は腎の華』とも言われており、生命力や潤いの源となる『腎』が元気であれば、抜け毛や白髪も少なく、髪もツヤツヤで良い状態が保たれるとされています。『腎』はホルモンにも関係しており、コラーゲンの生成や肌の代謝にも影響を与えています。

血液を貯蔵する『肝』は、『血の余り』である髪の毛に大きな影響力を持つのはもちろんのこと、肌の血色のほか、肝は筋をつかさどるといわれ、肌の弾力線維などの生成にも関わっています。そのため、『肝』が弱ると、たるみやしみもできやすくなります」(楊先生)

つまり、五臓の「肺」「腎」「肝」などの健康状態が、肌や髪に表れるということ。健康的な肌や髪ををつくるには、それに関わる五臓の機能を高める必要があるのです。

「特に、秋は『肺』が影響を受けやすい季節。『肺』は乾燥に弱いため、秋の乾いた空気でダメージを受けやすく、機能が低下してしまいます。そのため、「肺」の潤い補給にも気を配ることが重要。体の外側からだけでなく、内側からも保湿して、体の隅々まで潤わせましょう」(楊先生)

肌と髪に役立つ、秋の潤いケア

●内臓機能を養う食材で、体の内側から潤す

美肌や美髪に関わる「肺」「腎」「肝」を養う食材のほか、生薬や漢方も取り入れて、内臓から潤い機能を働かせましょう。

美肌や美髪に関わる「肺」「腎」「肝」を養う食材

【肺を養うもの】
・食材…<白い食材>豆腐、豆乳、きのこ類、れんこん、里芋、長芋、海藻類、梨、柿
・生薬…沙棘(サージ)、西洋人参 など
・漢方…イスクラ麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう) など

【腎を養うもの】
・食材…<黒い食材>牛肉、羊肉、エビ、ワカメ、黒きくらげ、黒豆、黒米、胡麻、ナッツ類
・生薬…紫河車(シカシャ/プラセンタ)、クコの実 など
・漢方…イスクラ参茸補血丸(さんじょうほけつがん) など

【肝を養うもの】
・食材…<香りのある食材や緑黄色野菜>レバー、ひじき、なつめ、クコの実、ほうれん草、ドライフルーツ、落花生、小豆、にんじん
・生薬…当帰(トウキ)、芍薬(シャクヤク)
・漢方…イスクラ婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう) など

●ツボ刺激で内臓機能を高める

臓器を調整するピンポイントなツボ刺激で、体質改善。経絡の流れもスムーズになり、「気、血、水(津液)」を体中に巡らせる力もアップします。いつでもどこでも手軽にできるので、テレビを見ながらなど、すき間時間にちょこちょこ押してみて。

【肺を強くするツボ】

肺を強くするツボ

・少商(しょうしょう)…親指の爪のつけ根の外側にあるツボ(★①)
・魚際(ぎょさい)…親指の根本のふくらみで、手の際にある母指球の部分(★②)
・肺の働きを整える母指球筋マッサージ…両手の親指を交差して、母指球筋を1~2分間もむ。1日3~4回行って。

【腎を強くするツボ】

腎を強くするツボ

・湧泉(ゆうせん)…足裏の土踏まずの斜め上辺りで、足でグーをした時に一番凹む場所。手で押すのが難しい場合は、ゴルフボールなどに足を乗せて刺激するのもおすすめ。

●給水、保湿、追いオイルの3ステップで肌に潤いを閉じ込める

ぬるま湯で丁寧に洗顔したら、失われた水分をすぐに補給。ローションで給水した後、蒸発のスピードを遅らせる乳液やクリームでしっかり保湿して。乾燥がひどい場合は、さらにオイルで蓋をしましょう。スキンケア化粧品は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿成分の入ったものを。中医美容コスメなら、プラスαで「気、血、水(津液)」を補う素材も入っています。

濃密保湿のエイジングケアクリーム「セ・サージ」

セ・サージ(イスクラ産業)
沙棘(サージ)油、ローズマリー、ユーカリ、ラベンダーなどのエッセンシャルオイル、真珠抽出タンパクなどを配合した、濃密保湿のエイジングケアクリーム。

●頭皮と髪の手入れは別々に行う

過剰な洗髪は、必要以上に皮脂を落としてしまい、頭皮の乾燥を招くことに。洗髪は2日に1回で十分です。毎日洗いたい人は、ぬるま湯で流すだけなど、シャンプーの頻度を減らす工夫をしましょう。また、リンスやコンディショナーは、髪だけにして頭皮にはつけないこと。つけ過ぎは頭皮の毛孔を詰まらせて炎症を起こすこともあるため、髪の毛と頭皮のケアは分けて考えましょう。頭皮の血流を促すマッサージもおすすめです。

頭皮の血流を促すマッサージ

両手の5本の指を開いて、額の生え際から横、前、後ろへ、指で優しくとかすようにマッサージ。

●全身保湿ケアで、潤いを逃がさない体に

頭皮も顔も体も、肌はすべて繋がってるため、一部だけのケアでは不十分。顔ばかり一生懸命に保湿しても、他の乾燥した箇所からどんどん蒸発していきます。中医美容成分を配合した入浴剤やソープで体に潤いを与え、入浴後はすぐに全身保湿を。

頭皮から足先まで使える薬用ソープ「瑞花露薬用ソープ」

瑞花露(すいかろ)薬用ソープ(イスクラ産業)
セラミドやヒアルロン酸、シコン、クララ、トウキ、ニンジンなど植物由来成分を配合した、頭皮から足先まで使える薬用ソープ。汚れを落としながら肌荒れや敏感肌を整え、潤い肌に。

ボディケアのほか頭皮ケアにもぴったりな「瑞花露ボディケア入浴液」

瑞花露(すいかろ)ボディケア入浴液(イスクラ産業)
ティーツリー油、オリーブ油、オウバク、チョウジ、サンショウ、クララなどボディケアにはもちろん、頭皮ケアにもぴったりな植物由来成分を配合。ティーツリーの穏やかな香りでリラックス効果も期待できる。

●23時就寝で体のリズムを整える

体に栄養と潤いを行き渡らせる「気、血、水(津液)」を十分に養うには、規則正しい睡眠リズムが不可欠。中医学では、23時に就寝し、7~7.5時間の睡眠をとることが理想と考えられています。また、過労や睡眠不足は「腎」の負担にもなるため、十分な睡眠で疲れを取りましょう。

夏にダメージを受けた肌や髪は、体の内と外の双方からしっかり保湿して、潤いを蘇らせましょう。外側だけでなく体を内側からメンテナンスすることで、おのずと美肌も美髪もついてくる。そんな気持ちで不調と向き合いながら体を整えていけるといいですね。

文=酒詰明子、イラスト=さいとうあずみ

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