24年から投資上限額がアップ!今こそ始めどき「つみたてNISA」でお金と共働きしよう

#くらし   
今こそ始めどき!「つみたてNISA」

お金は貯めるだけではもったいない! お金に働いてもらい「増やす」こと、つまり投資にも目を向けていきましょう。そこで始めたいのが、初心者におすすめの「つみたてNISA」です。主婦投資家りりなさんに、「つみたてNISA」のメリットを教えてもらいました。

教えてくれたのは▷りりなさん

りりなさん

30代の主婦投資家。1児の母。結婚を機に2018年から家計管理と投資を始め、結婚5年目で資産3000万円を突破! 投資についてInstagramを中心に発信中。著書に『主婦にやさしいお金の増やし方BOOK』(KADOKAWA)。

24年から新制度に。今こそ始めどき

つみたてNISAは、日本に住む18歳以上の人なら誰でもでき、投資で得た利益に課税されないのがメリット。ネット証券なら月100円からできるので、家計に負担のない額で始めることができます。

つみたてNISAを始めるには、ネット証券の口座を開設し、同時につみたてNISA口座も開設します。それから投資する投資信託の銘柄を選んで、毎月積み立てられる金額で積み立ての設定をするだけです。

投資する銘柄は、つみたてNISAの人気ランキングなどを参考にしつつ、選んでもOK。2024年から新しいNISAの制度が始まるので、その前に口座を開設しておくとスムーズに始められるのでおすすめです。

つみたてNISAってこういうもの

毎月定額を積み立てる

毎月定額を積み立てる

あらかじめ毎月積み立てる金額と購入する金融商品を決めておき、あとは自動的にそれを買っていく仕組みです。2023年中のつみたてNISAの上限額は年間40万円、2024年からの新しいNISAの「つみたて投資枠」は年間120万円となります。

価格は変動するが長期で積み立てる

つみたてNISAは、株や債券などに投資する投資信託で運用するので、価格は変動します。上がる局面ばかりではなく下がることもありますが、長期投資のスタンスで見れば損しにくく、下落局面は通過点。マイナスの感情に負けずに、積み立てを続けていきましょう。

価格は変動するが長期で積み立てる

※投資は元本割れすることがあります。よく検討のうえ、自己責任で行なってください。

投資で得た利益は税金を引かれない

投資で得た利益は税金を引かれない

つみたてNISAの最大のメリットは、運用によって出た利益に税金がかからないこと。普通は運用によって得られた利益に対して20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAでの投資は非課税なので、利益を100%受け取ることができておトクです。

Q.なぜ今つみたてNISAをやるべきなの?

支出はどんどん増えていくのに収入は増えない、という今の状況では、金利の低い銀行に預けておいてもお金はほとんど増えません。「投資」=「お金に働いてもらうこと」に、本気で向き合うべきタイミングです。

A.銀行に置いておくよりお金が増えるから
毎月1万円ずつ20年間積み立てたら、銀行の普通預金とつみたてNISAでどのくらい違ってくるでしょうか。2023年8月現在の普通預金の金利は、0.001%。つみたてNISAは、いつ何に投資するかで違いますが、過去のデータから利率4%の複利で計算してみました。20年後にその差はなんと125万円にもなります! 

「今はモノの値段や光熱費が上がっているのに、全く増えない銀行預金に入れておくことのほうが怖いと感じます」

なぜ今つみたてNISA?

※計算には「ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト」の「積立計算」を利用しています。設定は、利息の端数四捨五入、複利方式、利息込み期末、非課税です。

A.2024年から投資上限額が変わるから
つみたてNISAが、2024年から大きく変わります。新NISA(つみたて投資枠)の年間投資上限額は120万円になり、個別株などにも投資できる成長投資枠の年間投資上限額240万円も併用できるようになります。1人当たり1800万円まで非課税で投資できるようになり、非常に大きなメリットに。また、投資した金融商品を一部売却した場合、その分の枠も再び投資に使えるから、必要なときには使いながら資産をつくっていくことができるようになります。

2024年から投資上限額が変わる


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モノの値段が上がり支出が増えていく。一方で収入はなかなか増えない。そんな今こそ「お金」と本気で向き合うときです!

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イラスト/志喜屋麻美 取材・文/生島典子

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<レタスクラブ ’23 10.11月号より>


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