厚生労働省が警告! 「カフェイン」の過剰摂取が赤ちゃんの発達に及ぼす悪影響について

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コーヒーでホッと一息。でも、飲みすぎると……!


暑くなってくると、つい飲みすぎてしまいがちな清涼飲料水。ジュースをあまり飲まない人でも、アイスコーヒーや冷たいお茶は、夏の定番な飲み物ですよね? でも、こういった飲み物には、ある共通の危険性があることにお気づきでしょうか。それが、身近な飲み物に潜む「カフェイン」です。

鎮静作用を邪魔するカフェイン、採りすぎると……?


人間の体には、神経のたかぶりを鎮める「アデノシン」という物質があります。カフェインは、このアデノシンと化学構造がとっても似ていて、体に取り入れると、アデノシンの働きを邪魔してしまうんだそうです。カフェインが眠気覚ましになるのは、神経のたかぶりを鎮めず、興奮させっぱなしにするからなんですね。

では、カフェインをたくさん採ると、どうなってしまうのでしょうか? 農林水産省が7月14日に発表した「カフェインの過剰摂取について」の注意喚起によると、中枢神経が刺激され、心拍数が増えたり、めまい、ふるえ、不眠などを引き起こすのだとか。また、長いあいだたくさん採り続けると、高血圧のリスクが上がったり、妊婦は赤ちゃんの発達に悪い影響をおよぼしたりする心配もあるようです。

カフェイン量が多い飲み物を飲みすぎないように注意!


【写真を見る】ほうじ茶は煎茶に比べるとカフェイン少なめ


カフェインはコーヒーや紅茶、煎茶に含まれているほか、ウーロン茶やほうじ茶、玄米茶などにも入っています。また、ここ数年で大流行し、すっかり栄養ドリンクとして定着した「エナジードリンク」は、コーヒーや紅茶などと比べると、約1.5倍~7倍もカフェインが含まれているものもあります。1日に何本も飲むと、カフェインの採りすぎになってしまうので注意しましょう。

また、カフェインが赤ちゃんにおよぼす影響は、まだ確定こそしていませんが、WHO(世界保健機構)は妊婦が飲むコーヒーの量を、1日3~4杯くらいにするように呼びかけています。コーヒーにはガンを抑えたり、死亡リスクが減ったりといった効果もあるそうなので、決して飲みすぎない適切な量を、健康的においしくいただきたいですね。

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