『ととのう』をテーマに新たな魅力を発信!サラダの可能性を再発見する新プロジェクトに注目

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サラダの可能性を再発見する新プロジェクトに注目

我が家は皆、野菜がとても好きで、食卓によくサラダを出しています。ですが、いつも食べているとちょっぴり飽きてくるので、おいしい食べ方はないかな~と日々いろいろな情報をチェックしているんです。

そんなとき、サラダの新たな魅力を届ける新プロジェクト「Re:SALAD PROJECT」が発足したという情報を目にしました。しかも、『ととのう』をテーマにサラダの魅力を発信するとのこと。『ととのう』をテーマにサラダ…とは一体?と興味を持ち、「Re:SALAD PROJECT」について調べてみたのでご紹介します。

「Re:SALAD PROJECT」って?

「Re:SALAD PROJECT」とは、日本サラダ協会と他協賛企業により、サラダの可能性を再発見し、新たな魅力を届けるという新プロジェクト。2023年10月11日に発足したばかりなのだそう。プロジェクト第一弾は、近年のサウナブームで広まった『ととのう』をテーマにサラダの魅力を発信するということで、私が目にしたのはこのことだったようです。

サラダの可能性を再発見し、新たな魅力を届ける新プロジェクト「Re:SALAD PROJECT」が2023年10月11日に発足


本プロジェクトが発足した背景には、日本人の慢性的な野菜摂取不足があるそうです。「Re:SALAD PROJECT」によると、厚生労働省の調査(※1)では1日の目標野菜摂取量350gに対し、平均値が280gとのこと。また男女ともに20~40代の野菜摂取量が特に少なくなっているそうです。
※1)令和元年「国民健康・栄養調査」

「Re:SALAD PROJECT」理事長を務める日本サラダ協会会長のまなみ氏

そこで、野菜料理の代表格であるサラダの新しい魅力を発信することで、「野菜摂取機会を増やし、野菜摂取不足に貢献したい」という思いから「Re:SALAD PROJECT」が始動したといいます。プロジェクトの理事長であり、日本サラダ協会会長のまなみ氏も「サラダには、まだまだ知られていない魅力がたくさんあります。コンセプトに賛同する企業や専門家とともに、サラダの新しい楽しみ方やレシピなどを発信していくことを通じて、生活者の方々が豊かな食生活を送ることをサポートできればと考えています」とコメントを発表しています。

プロジェクト第一弾は、サラダで『ととのう』

近年ではサウナに起因する『ととのう』ブームに代表されるように、体だけではなく心の充足を求める方が増えています。同プロジェクトでは、サラダも、体だけでなく心の充足も促せる『ととのう』ことができる機会になれば、自然と野菜の摂取も増やせるのではないかと考えたそう。

そこで今回はプロジェクト第一弾として『ととのう』がテーマに。サウナでよく言われる『ととのう』をヒントに、日本サウナ学会理事である加藤容崇氏や野菜の料理家・西岡麻央氏と共同で、「心もからだもサラダで『ととのう』」という新たなサラダの楽しみ方を模索。加藤氏が説く『ととのう』のメカニズムを元に、野菜の料理家である西岡氏と共同で「サラダで心もからだも『ととのう』ための3つのポイント」や季節別のレシピを考案しています。

日本サウナ学会代表理事で、「Re:SALAD PROJECT」理事も務める加藤容崇氏

ちなみに加藤氏によると、『ととのう』とは、簡単にいうと「とても気持ちがよくて、心身共に快調に感じられる状態」とのこと。『ととのう』の代表格であるサウナで例えると、3つの幸せホルモン①心の平常を保つ「セロトニン」、②やる気や達成感をもたらす「ドーパミン」、③心身の苦痛を和らげ快感をもたらす「エンドルフィン」が分泌される状態です。

「しかし、ホルモンなど体内でたんぱく質を生成すると、ホルモンの材料であるアミノ酸はどんどん消費されてしまいます。アミノ酸の中でも体内で生成できない必須アミノ酸は食事により補給することが必要になります。また、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りと味は交感神経を活性化させ、気分が高揚するため、サウナの『ととのう』の追体験ができるかもしれません」と加藤氏。

サラダで『ととのう』ための3つのポイント

具体的にサラダで『ととのう』には、どうすればいいのでしょうか。加藤氏による3つのポイントをご紹介します。

サラダでととのうための3つのポイント

1.旬食材の効果を取り入れよう
眠っているからだを起こしやすくする春野菜、体を冷やしやすく夏バテの疲労回復に適している夏野菜、エネルギーを蓄えやすい秋野菜、体を温めやすく冷え性や風邪防止に取り入れたい冬野菜。季節ごとに豊かな味わいを持ち、栄養も多い旬の野菜を体に取り入れることがおすすめです。

2.食材の香りを楽しもう
食材が持つ香りの中には、人の心に影響を与えるものもあります。香りまで楽しむことで、イライラを抑える効果や心を落ち着かせる効果、交感神経の活性化が期待できます。

3.色のパワーを活かそう
緑や白、紫、黄色、橙、赤など、野菜にもたくさんの色があります。日々の気分や目標に合わせて色を取り入れることで、パフォーマンスを高める効果が見込めます。

『ととのう』レシピ「生ハムといちじくとさつまいものサラダ」

では実際に『ととのう』ポイントが散りばめられた、野菜の料理家 西岡麻央氏によるレシピ「生ハムといちじくとさつまいものサラダ」をご紹介します。

野菜の料理家 西岡麻央氏


生ハムといちじくとさつまいものサラダ

【材料】(1人分)
生ハム…25g
なす…40g
いちじく…1/2個
油…適量
A 白ワインビネガー…大さじ1
A メープルシロップ…大さじ1
A 塩…少々
A ローズマリー(葉のみ)…1/3枝分
さつまいも…80g
カッテージチーズ…25g
カシューナッツ…10g
グリーンリーフ…80g
ケール…10g
ビーツ…10g
紅芯大根…10g

【下準備】
・さつまいもは皮ごとよく洗い、ぬれたキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップで包んだら、600Wの電子レンジで2分加熱する。取り出して3分おき、余熱で完全に火を通し、大きめに切る。
・フライパンに油をひいて熱したら、ひと口大に切ったなすを入れて、綺麗な焼き色がついてトロッとするまで加熱する。ボウルにAを入れてしっかりと混ぜたら、なすとくし形に切ったいちじくを入れてしっかりとマリネする。

【作り方】
1.グリーンリーフとケールは食べやすい大きさにちぎる。ビーツは薄切りにする。紅芯大根は千切りにする。
2.器に1を入れたら生ハム、なすといちじくのマリネ、さつまいも、カッテージチーズを乗せて、カシューナッツをトッピングしたらバルサミコドレッシング(※2)をかける。

※2)自家製バルサミコドレッシングの作り方
ボウルに下記の材料をすべて入れて混ぜ合わせる。
バルサミコ酢 ··· 大さじ2
はちみつ…大さじ2
オリーブオイル…小さじ2
塩…ひとつまみ

※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。

ほかにも、季節ごとに旬の素材を使ったサラダのレシピが「Re:SALAD PROJECT」特設サイトにて紹介されているので、ぜひチェックしてみて♪

「ととのうためのサラダ」はカフェや温泉施設でも食べられる!

自分でサラダを作って食べるのも楽しいですが、実は都内のカフェや温泉施設「水春」で、心も体も『ととのう』を体験できるサラダを期間限定で提供しているそう。提供店は下記になります。プロが作るメニューも、ぜひ味わってみたいですよね♪

「ととのうためのサラダ」提供カフェ (左)渋谷区「verde」(右)港区「Cafeteria S」

「verde」
(東京都渋谷区神宮前6-18-3)
展開期間:12月中旬まで予定

「Cafeteria S」
(東京都港区北青山3丁目5−40 PRYME CUBE表参道101)
展開期間:11月22日まで予定

「ととのうためのサラダ」提供 (左)港区「アークヒルズカフェ」(右)温泉施設「癒しの温泉 水春」

「アークヒルズカフェ」
(東京都港区六本木1-3-40アークヒルズ カラヤン広場 スペイン坂入口)
展開期間:11月22日まで予定

「癒しの温泉 水春」
展開期間:11月22日まで予定
実施店舗:鶴見緑地湯元 水春、草津湯元水春、潮芦屋温泉SPA水春、箕面湯元水春、SPA&HOTEL水春 松井山手内店舗「イタリアンバル Gon’s」・店舗「京田辺 水春亭」、東香里湯元 水春、守山湯元 水春 ピエリ守山、嘉島湯元 水春

※提供されるメニューや提供数・期間・営業日は店舗毎に異なり、各店舗の状況次第で品切れになる場合があります。詳しい情報は各店舗へお問い合わせください。

ちなみに、「Re:SALAD PROJECT」にはキユーピー株式会社が協賛しており、「私たちはこれまで、時代や社会、食生活の変化に合わせた提案で、サラダの魅力を拡げ、野菜をサラダで食べる文化やトレンドをつくってきました。本プロジェクトを通して、サラダの新たな魅力の発信することで、日本人の野菜摂取量の向上に貢献していきます」というコメントを発表しています。

不足しがちな野菜を楽しくおいしく食べることを目的に設立された「Re:SALAD PROJECT」からは、今後もたくさんの楽しいコンテンツが発信されるはず。私も家族と一緒にもっとおいしく野菜を食べるきっかけのひとつとして、このプロジェクトを楽しみにしていきたいと思います!

文=矢野 凪紗

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