「ビタミンC」だけじゃない!春に摂りたい栄養素満載の柑橘類。食べるならどれ?

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ビタミンCだけじゃない!春に摂りたい栄養素満載の柑橘類。

春めいてくる3月は、軽やかな服装になることも増え、心がウキウキする時季です。でも、心配なこともチラホラ。紫外線量が増加するのでシミや肌荒れが気になるし、寒暖差が激しくて体調を崩すことも。そんなとき、ぜひ摂取したい栄養素がビタミンCです。ビタミンCを含む食品はたくさんありますが、子どもから高齢者まで食べやすく、誰にでも好まれるのが、みかんなどの柑橘類。ということで、今回は柑橘類に含まれる栄養素や、春に旬を迎える柑橘類、なかでもおすすめの品種「デコポン(R)」について、詳しく紹介します。

柑橘類には体と心にいい成分がいっぱい!

美肌にはもちろん、免疫力UPやストレスにもビタミンC!

柑橘類に含まれるビタミンCはメラニン色素の生成を抑える

柑橘類の栄養素、といえば、まず挙げられるのがビタミンCです。ビタミンCは人間の体のなかでは生成できない栄養素なので、柑橘類などの食品から摂取する必要があります。

美容に関心が高い人が注目するのが、日焼けによってできるメラニン色素の生成を抑える効果。メラニン色素は、シミやそばかすの原因になるので美肌の大敵です!さらに、ビタミンCは、すでにつくられてしまった黒色メラニンを脱⾊する「美⽩効果」も期待できる、といわれていますので、ますますありがたいですね!

また、ビタミンCには抗酸化作用があります。つまり、免役力をアップさせて、ウイルスや細菌を体に侵入させにくくしたり、老化や生活習慣病の原因とされる活性酸素の発生を抑えたりする働きがあるのです。また、皮膚、血管、骨などをつなぐコラーゲンの生成にも必要になります。

精神面のケアにもビタミンCは有効です。ストレスを受けると、体内のビタミンCは減ってしまいます。このため、ビタミンCの摂取は、ストレスによる抑うつや不安といった、⼼理的症状の予防に役⽴つことが知られているんです。

柑橘類に含まれる栄養素には、ほかにも下記のようなものがあります。

クエン酸   
柑橘系の果物に多く含まれており、疲れた体を回復させたり、老化を予防する効果があることから、健康維持に欠かせない栄養素といわれています。

柑橘類に含まれるクエン酸は疲れた体を回復させる

カリウム
ミネラルの一種カリウムは、ナトリウムとバランスを取って細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持して体の状態を一定に保ったりする働きがあります。
また、過剰なナトリウムを体外へ排出することによって、むくみを解消したり、血圧を下げる効果もあります。ほかにも、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節に関わるなど、生命維持に欠かせない栄養素です。

ペクチン
水溶性食物繊維の一種です。糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールを吸着して体外に排出することで、血中のコレステロール値を低下させたりする働きがあります。

β-クリプトキサンチン(カロテン)
にんじんのβ-カロテンやトマトのリコピンなどと同様、「カロテノイド類」の一種です。高い抗酸化作用により、生活習慣病を予防したり、体の免疫を向上させる働きがあるとされています。また、必要に応じて体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を保ったり、薄暗いところでも視力を保ったりする役割もあります。

ヘスペリジン(ビタミンP)
毛細血管を強化して血流を改善する働きがあるといわれています。

こうして見てくると、柑橘類には美肌効果はもちろん、免疫力の向上や抑うつ症状の予防、老化防止、むくみの解消など、うれしい効果がたくさんあることがわかりますね!

春に食べるなら旬を迎えた「中晩柑」

春に柑橘類を食べるなら中晩柑(ちゅうばんかん)

この時期、もっとも一般的な柑橘類である温州みかんとバトンタッチするように、年明けから5月頃にかけて登場する柑橘類が「中晩柑(ちゅうばんかん)」です。春に柑橘類を食べるなら、大きくて食べごたえがあり、今が旬の中晩柑がおすすめです。中晩柑には次のようなさまざまな品種があります。歴史や名前の由来も含めて紹介しましょう。

甘夏(あまなつ)
正式名称を「川野夏橙(かわのなつだいだい)」といい、夏みかんの変異品種です。1935年に大分県津久見市で発見され、夏みかんより酸味が少ないので「甘夏」と呼ばれました。果実の重さは400~500g。皮は厚く、夏みかんと同じような風味ですが、やや酸味がマイルドで甘みが強いです。出回り時期は3月中旬~。

伊予柑(いよかん)
1886年に山口県阿武郡東分村(現萩市)で発見されました。当初は「穴門(あなど)みかん」と呼ばれていましたが、愛媛県に導入され、松山市周辺に産地が形成されたため、「伊予蜜柑」という呼び名で出荷されるように。その後、愛媛県産の温州みかんと混同されることから、昭和に入って「伊予柑」という名がつきました。重さは250g前後で、見た目は重たくて大きいみかん のようです。皮は厚めですがむきやすく、果肉は柔らかくて果汁が豊富。出回り時期は2月下旬~3月下旬。

八朔(はっさく)
1860年ごろ、広島県因島市の寺の境内で発見され、旧暦の8月1日(現在の9月)ごろから食べられることから「八朔」と命名されました。やがて広島県内で栽培が広がり、戦後、徳島県、和歌山県、熊本県などでも栽培されるように。果実の重さは400g前後。皮が分厚く、手でむくのはやや難しいのですが、ほんのり感じる苦味と酸味、爽やかな香りが魅力です。出回り時期は2~3月頃。

清見(きよみ)
1949年に農林水産省果樹試験場興津支場でつくられ、のちに「清見」と名付けられた、日本で最初の温州ミカンとスイートオレンジの雑種です。「清見」の名前は、興津支場の近くにある清見寺(せいけんじ)と同支場から見えた「清見潟」に由来しています。果実の重さは200~250gで、オレンジと温州ミカン両方の特性を持っているため、ほのかにオレンジの香りがします。皮のむきやすさもオレンジと温州ミカンの中間くらいです。出回り時期は3月下旬。

不知火(しらぬひ)・デコポン(R)※
1972年に農林水産省果樹試験場で「清見」と「ポンカン」をかけあわせてつくられ、熊本県宇土郡不知火町(現在の宇城市不知火町)に伝わり、栽培が広まりました。このため「不知火」と名づけられています。果実の重さは200~280gで、頭に特徴的なボコッとした突起があります。皮は分厚いですが、手で簡単に向くことができます。中の白い皮が薄くて、種がなく、酸味はマイルド。とても甘い品種です。
不知火のなかで全国統一基準を満たしたもののみが「デコポン(R)」と名乗ることができます。出回り時期は3月上旬~4月下旬。
(※)デコポンは熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。

ひとつ選ぶならおいしくて栄養価の高い「デコポン(R)」

とくにおすすめはビタミンC含有量の多いデコポン(R)。

これまで紹介してきた、たくさんの中晩柑。どれもおいしそうだけど、どれを食べたらいいの?という方におすすめしたいのが、最後に紹介した「デコポン(R)」です。

デコポン(R)はビタミンCの含有量が多く、100gあたりの含有量が、温州みかん32mgに対し、デコポン(R)は48mgです。厚生労働省が発表している1日のビタミンC推奨摂取量は100mgですので、通常サイズのデコポン(R)であれば、1個(約200g)でほぼ1日の推奨摂取量を満たせることになります。

さらに、先ほど紹介したように、「デコポン(R)」と名乗るためには、糖度や酸度の基準をクリアしなければなりません。デコポン(R)は、芳醇な甘みとたっぷりの果汁が楽しめます。手で簡単にむけて種がない、という食べやすさも魅力です。

3月1日は熊本県果実農業協同組合連合会が制定した「デコポン(R)の日」です。デコポン(R)の出回り時期はこれから4月いっぱいくらいなので、今なら旬を迎えた美味しいデコポン(R)が手に入ります。スーパーなどの店に並んだデコポン(R)のなかから、美味しいものを選ぶときのポイントは、以下のとおりです。
・皮のオレンジ色が濃くて張りがある
・持ったときにずしりと重みを感じる
・「デコ」のあるなし、大きさは味とは無関係

ビタミンCなど体にいい栄養がたっぷりで、美肌や免疫カアップなど、さまざまな効果が期待できるデコポン(R)。ぜひ家族みんなで味わってみてくださいね。

文=高梨奈々

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