ローラも実践する「グルテンフリー」って? 体調管理や美容のために取り入れる人たちが年々増加

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グルテンフリーでもおいしく食べられる食品はたくさんある


スーパーで買い物をしていると、「グルテンフリー」と表示のついた食品をよく見かけるようになりました。でも、「グルテンフリーって何?」とあらためて聞かれると、言葉につまってしまう人も多いのではないでしょうか。「グルテン」とは、小麦を代表とする穀物に含まれているタンパク質で、アレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)の1つとして、いま注目を集めています。

グルテンの体への影響と「グルテンフリー」


米国食品医薬品局(FDA)は、2013年9月4日にグルテンフリー表示規則を施行しました。グルテンフリーとは、グルテンを含まない食品を指しています。グルテンはセリアック病患者に悪影響を与えるほか、グルテン過敏症やグルテンアレルギーの人が摂取すると、倦怠感や集中力の欠如、頭痛やめまいといった症状が出ると言われています。

病気ではないものの、なぜか体の調子が上がらない。その原因がグルテンにあると考え、体調の管理のためにグルテンフリーの食生活を選ぶ人が、年々増えています。テニス選手のジョコビッチ氏が、グルテンフリーの食生活に変えてから不調が治り、試合に勝ちまくるようになったことは、よく知られる事例の1つです。

【写真を見る】米粉は日本を代表するグルテンフリー食材


グルテンフリーのブームが日本にも上陸


アメリカでは、セレブたちが実践してブームになったグルテンフリーは、いまやすっかり定着した感があります。食品にもグルテンフリーが表示されるようになり、商品を手に取るとすぐに見分けがつくようになりました。日本にもブームが上陸し、日本を代表するグルテンフリー食材である米粉が注目され、2017年には「日本米粉協会」が設立されました。

すでに米粉パンや米粉パスタなどが販売されており、この先大きく伸びていく可能性を秘めています。さらに、農林水産省が米粉に関するガイドラインを制定するなど、政治レベルでもグルテンフリー表示に向けた動きが始まっています。グルテンに関する理解がさらに進み、グルテンフリー食品をもっと買いやすくなる日が、そう遠くない未来に訪れるかもしれませんね。

【関連レシピ】大根餅


フライパンで焼くだけ!簡単にできるおいしいグルテンフリーのおやつです。

【関連レシピ】グルテンフリーの上新粉で作るもちもちおやつ「大根餅」


<材料>(2人前)

大根…200g

ベーコン…1枚

干しえび…10g

上新粉…50g

片栗粉…35g

香菜(あれば)…適宜

たれ(塩少々、ごま油大さじ1、黒酢[または酢]少々)

ごま油

<作り方>

1.干しえびは水でもどす。大根は皮をむき、4~5cmの乱切りにする。フードプロセッサーまたはミキサーに入れて大根の粒が少し残る程度までおろす。

2.ボウルに移し、ベーコン、ざく切りにした干しえび、上新粉、片栗粉を加え、ひとまとめにする。水大さじ1~2を加え、スプーンですくってぽってりするくらいのかたさに調整する。

3.フライパンにごま油大さじ1を熱し、スプーン1杯分の生地を落とし入れる。スプーンの背で丸く広げ、ふたをし、弱火で蒸し焼きにする。途中、片面に焼き色がついたら、裏面も同様に焼き、器に盛り香菜をのせる。たれの材料を混ぜて添える。

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