「かるしお」認定商品100件突破! 健康食ひっぱる「おいしい減塩」ブーム

#食   
体に悪いとわかっていても、つい採り過ぎてしまう塩。


塩分摂取量の多い日本では、減塩は国民的な課題です。高血圧の予防、治療には1日6グラム未満が望ましいとされ、世界保健機関(WHO)のガイドラインでは1日5グラム未満を推奨していますが、日本人の平均摂取量は1日約11グラムと多め。

そんな中、一般で売られている食品の減塩を目指す「かるしおプロジェクト」に取り組む国立循環器病研究センターは、同プロジェクトの一環である「かるしお認定制度」の認定商品が100件を超えたと発表しました。

 

「味が薄い」「物足りない」から「おいしい」に


心筋梗塞や脳卒中といった循環器病を予防・治療するには、食生活が大変重要であり、その周知のために作られたのが、「かるしお認定制度」です。この制度では、塩分だけでなく「おいしさ」も認定基準の1つであり、申請された商品がそれらを満たすことによって「かるしおマーク」の表示を認めるようにしました。私たちが商品を買うときに、このマークに注目することで、「減塩されたおいしい商品」を見つけやすくなるというわけですね。

減塩食品といえば、かつては「味が薄い」「物足りない」といったイメージがありましたが、病院食レシピ本が次々とベストセラーになるなど健康食ブームの高まりを受け、食品メーカーも“おいしい減塩”に取り組んだ結果が、いまのブームにつながっているようです。

「かるしお認定 だしの旨みで減塩 鶏炊きうどん/小海老天そば」(エースコック)


【写真を見る】かるしお 無添加減塩650g(ハナマルキ)


かるしお認定のされた商品は、国立循環器病研究センターの公式サイトで確認できます。醤油や味噌といった生活に欠かせない調味料のほかに、意外にもカップラーメンやお弁当など、塩分が高いイメージの商品も認定されています。

毎日食べるものだからこそ、おいしさは重要です。食べ物の「うまみ」を引き出す「塩」と上手く付き合っていけるよう、「かるしお認定制度」には今後も注目ですね。

 

【関連レシピ】野菜カレー


水を加えず野菜の水分だけで煮る、うまみのつまった塩分控えめのカレーです。

【関連レシピ】野菜カレー


<材料>(2人分)

かぼちゃ…1/10個(150g)

トマト…1個

玉ねぎ…1/2個

なす…1個

豚もも薄切り肉…100g

白ワイン…1/2カップ

カレー粉…大さじ1

トマトケチャップ…大さじ2

ご飯…小どんぶり2杯分

・サラダ油

<作り方>

1.かぼちゃは種とわたを取り、一口大の角切りにする。トマトはへたを除いて一口大のざく切りにし、玉ねぎは3cm角に切る。なすは1.5cm厚さに切って水にさらす。豚肉は一口大に切る。

2.フライパンに油を熱して豚肉と野菜を加え、大きく混ぜながら炒める。全体に油がまわったらふたをして弱火にし、野菜がやわらかくなるまで8~10分蒸し煮にする。

3.かぼちゃに竹串がスーッと通るくらいになったらワイン、カレー粉、ケチャップを加えて混ぜ合わせ、4~5分煮て火を止める。皿にご飯を盛り、カレーを添える。

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