お弁当に入れると危険? 菌が繁殖しやすいおかずと食中毒対処法

#くらし   
夏場のお弁当はおかずに要注意!


暑い季節は、学校や職場に持っていくお弁当が食べる前に傷まないか心配ですよね。今回は、菌が増えやすいお弁当のおかずや覚えておきたい食中毒の対処法をご紹介します。

麦茶&お弁当の食中毒対策


6月9日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、夏場に起きやすい食中毒の対処法を特集。細菌が発生しやすい環境を知り、冷蔵庫やお弁当の中で知らぬ間に増殖しないように対策を立てておきましょう。

冷蔵庫の中に麦茶を作り置きしている家庭は多くありますが、麦茶は冷蔵庫に入れておいても菌が繁殖してしまいます。家庭で作る麦茶は煮出し麦茶か水出し麦茶が主流ですが、煮出し麦茶は菌が増えやすいので要注意。菌は30度から40度の温度で活動的になるので、煮出し麦茶は水で一気に冷やしてから冷蔵庫へ入れると安心です。

外で持ち歩くお弁当は、作ってすぐに食べる料理よりも気をつけなければなりません。番組では人気のおかず4品を30度に保った空間で放置し、どれくらい菌が増えたかを実験しました。揚げるためにしっかり火を通すから揚げは、菌の繁殖はほとんどなし。4品の中で一番安心なおかずでした。家庭の味の代表でもある肉じゃがは、根菜や煮汁の水分が菌の繁殖ポイント。お弁当にするときは水けをしっかり切って入れた方がいいでしょう。

子どもに人気のハンバーグは、火を通してあっても注意が必要。タネ1個に対し酢を小さじ1杯入れると、酢酸の力で菌が増えにくくりますよ。今回の実験で最も菌が増えてしまったのは、生野菜を使ったポテトサラダ。じゃがいもは水分が多いため、腐りやすい食材のひとつです。お弁当にポテトサラダを入れる時は、防腐効果のあるスパイスを使ったカレー粉をいれれば美味しく安全に食べられるはず。

キッチンを清潔にして菌を撃退!


【写真】清潔なキッチンで美味しい料理を


食中毒対策で注意しなければならないのは、食材ばかりではありません。掃除や除菌グッズを扱う「花王」の公式サイトでは、キッチン周りで菌が潜みやすいポイントを解説しています。

一見ピカピカに見える調理台でも、菌で汚れていることがあるかも。水拭きだけでは衛生的とはいえないので、アルコールや除菌スプレーで全体を拭いてから調理を始めましょう。調理中に触れることが多い蛇口などの場所も忘れずに。食器用ふきんや台ふきんは、毎日洗って除菌まで行うのが理想的。台所用漂白剤を薄めた液に数分漬けておき、よくすすいでから乾かしてください。

水回りを清潔に保つことは、カビや水アカ防止にもつながるためいいこと尽くし。きれいなキッチンで美味しい料理を作りたいですね。

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