シジミを冷凍すると疲労回復効果が8倍に? 栄養を“捨てない”ために実践したい調理法

#くらし   
食材の栄養を最大限に活かす調理法


普段何気なくしている料理ですが、調理法によっては大切な栄養素が失われていることをご存知でしたか? せっかく栄養バランスを考えた献立でも、肝心の栄養を失っていてはもったいないですよね。そこで今回は、食材から栄養を逃すことなく調理する方法をご紹介!

あなたの調理法、合っていますか?


9月3日放送の「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)では、現在ベストセラーになっている「その調理、9割の栄養捨ててます!」(世界文化社)を特集。“絶対に知っておきたい栄養の知識”が披露されています。

まずは「ほとんどの人がビタミンCを4割も無駄にしている」というオクラから。これは“下茹で”に原因があり、ビタミンCは水に溶けやすく茹でるとネバネバ成分とともに流れ出てしまうため。オクラを茹でずに生で食べられるよう、下ごしらえとして塩を振り手のひらで転がす“板ずり”という方法が紹介されました。

続いては、調理方法を間違えるとほとんどの栄養が失われてしまうナス。ナスの皮には水溶性の高い栄養素・ナスニンがあるので、皮をむいてしまったり漬け物にするのはもったいない使い方。ちなみに、少量の油で炒めると表面がコーティングされるためナスニンが流出しづらくなるそう。

お次はサツマイモを5倍甘くする方法。1番甘みを高められるのが石焼き芋ですが、家庭で石焼き芋はできませんよね。そこで推奨されたのがサツマイモを蒸すという方法で、じっくり加熱することで酵素とでんぷんが反応。“麦芽糖”に変化して、さらに甘みが増します。

疲労回復効果が8倍になるシジミの調理法は、砂抜きしたあとに20時間ほど冷凍するだけ。シジミには肝臓の疲労回復に効果があるオルチニンが多く含まれていますが、寒さから身を守るためオルチニン成分が高まるのではないかと説明されていました。

ほかにも栄養素を失わないために、「ほうれん草は茹でて軽く絞ってから切る」「ピーマンは縦向きに切る」などのアイデアが。続々と明かされる新常識に、ネット上では「当たり前と思ってた調理法が実は間違いだったとは…」「まさに目からウロコ。とても参考になった!」「長年の勘違いが」といった声が相次いでいます。

栄養が逃げないためのベストな“切り方”


【写真】野菜の切り方にも注意が必要


「その調理、9割の栄養捨ててます!」は、これまでにもたびたびテレビ番組で取り上げられて話題に。4月に放送された「ビビット」(TBS系)でも、栄養を逃さない野菜の切り方がピックアップされました。

例えばニラは葉先にビタミン、根本にアリシンと栄養素が異なるため“ざく切り”にするのが良いそうです。また根本は細かく切って空気にさらしておくことで、時間の経過とともにアリシンの持つ栄養効果が変化。疲労回復や血栓予防などの効果が期待できます。

ニンジンは“乱切り”にして、内側と外側を一緒に食べるのが効果的。これはニンジンの中心には栄養がなく、縦に切ると栄養のない部分を口にする可能性があるためだとか。そこでニンジンを千切りにする場合は、1度輪切りにしてから千切りにする手順が紹介されていました。

食材の魅力を最大限に引き出すため、ぜひ調理の参考にしてくださいね!

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