日本男児も真似すべき!? レディーファーストを巡って賛否の声続出

#くらし   
日本ではまだまだ浸透していないレディーファースト


テレビや映画でレディーファーストを行うシーンを見ると、思わず“カッコイイ”と思ってしまうもの。欧米の文化ということもあり、日本で実践できている人はまだまだ少ないかもしれません。2020年には東京オリンピックを見に多くの外国人が来日するので、これを機にレディーファーストについて考えてみてはいかが?

レディーファーストは日本に定着すべき?


学生時代に海外に住んでいたという女性は、「日本にレディーファーストは無いの?」と疑問を投げかけます。今では慣れたようですが、帰国したばかりの頃は「電車やエレベーターで我先に乗り降りする男性」や「重い荷物を持った女性を助けない男性」が非常に気になったとのこと。この投げかけに対してネット上で議論が白熱しました。

“レディーファースト不要派”は意外と男女両方に多く、「何でも欧米風が良いとは思いません。レディーファーストではなく“弱い者には優しく”が正しいかと」「私は女性ですがドアを開けてほしいとも、席を譲ってほしいとも思いません」「エレベーターのドアを抑えるのはレディーファーストではなくマナーです」といった意見が寄せられました。中には「夫婦であればむしろ女性の方が強いのでは…」と力関係が逆だと主張する人も。

一方で“レディーファーストあり派”の意見で多かったのは、「スマートな振る舞いを自然とできる男性は魅力的」というもの。「要は女性に気を遣ってくれるかどうかですよね」「日本人がレディーファーストできないのは心の余裕の無さでは?」など、女性陣は“気遣い”の部分に注目しています。

意外と知らない本場のレディーファースト


【写真】どんな行動がレディーファーストになるのか?


レディーファーストの起源は「貴婦人への奉仕」や「女性を盾にした歴史」など諸説あるものの、現在では「女性への配慮」が定着した価値観となっています。具体的にどんな行動がレディーファーストに当たるのか、欧米での事例を見てみましょう。

代表的なのは“レストランで女性のイスを引く”や“ドアを開けておいてあげる”行為。さりげない優しさが女性にとっては嬉しいようです。また“車道側を男性が歩く”や“エスカレーターで下側に立つ”ことも立派なレディーファースト。“重い荷物を持ってあげる”も一例として挙がりましたが、これは女性のみならず誰にとっても助かる行為ですよね。

徐々に日本人男性でも実践する人は増えていて、「お婆さんがイケメンに席譲られて“まだそんな年じゃない”って拒否したけど、その後“ただのレディーファーストですよ”と男子が言って車内が沸き立った」「職場にさりげなくレディーファーストする上司がいて惚れる」「女性のためにドア開けてあげたら喜ばれた! 明日も続けよう」といった声がネット上で聞かれました。

難しいのがレディーファーストを嫌がる女性もいる点。具体的な行動を意識するのではなく、“相手を尊重する気持ち”を持つことが一番大切なのかもしれません。

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