「クール&ホットをミックスして心地いい配色をつくる」色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる(11)【連載】
どんな服をどんな基準で選び、どう着こなすのか。
服選びや着こなしには、良くも悪くもその人のすべてが表れます。
大切なのは、情報に振り回されすぎず、自分に合った自分らしい基準を持つこと。
基本を知ったうえで自分なりの基準があれば、服選びに自信が持てるようになります。
著書累計10万部という、人気ファッションアドバイザーで2児の母でもある日々理子さんによる『色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる』から全20回までお届け。
今回は第11回目です。
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人によって感じ方に違いはありますが、クールカラーとは冷たく感じられる色のこと。ここでは、単に寒色というわけではなく、モノトーンも含みます。
ホットカラーとは、温かみを感じる色のこと。紫は、青みが強ければクールカラーに、赤みが強ければホットカラーにわけています。
クール&ホットをミックスして心地いい配色をつくる
色合わせを考える際、色相やトーンなどさまざまな切り口がありますが、私の場合、色の寒暖のバランスで考えることも多いです。気温の寒暖に応じて衣服で快適さを調整するのと同じように、コーディネートの配色も、寒々しく感じるようなら温かい色を、暑苦しければ涼しげな色をプラスするとバランスが良く、心地のいい配色になります。
たとえば、服がモノトーンでやや冷たい印象になった場合。バッグに茶系などのホットカラーを投入したほうが、バランスが良いように感じます。もちろん、あえての全身クールカラーも全然OK! ただし、全身ホットカラーでまとめると暑苦しい印象になりがちなので、どこかにクールな色を入れて、キレを出したほうがすっきり見えて良いと思います。
著=日々理子/「色合わせと着こなしの微差で一生おしゃれな人になる」(KADOKAWA)
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著者:日々理子
ファッションアドバイザー&ライターで小学生2児の母。日本色彩学会正会員。国内航空会社を退職後、アパレル業を経てフリーのファッションアドバイザーとして2014年に独立。ファッションの「色彩」「着こなしテク」を得意とし、コスパアイテムを組み合わせた大人カジュアルなスタイリングや洋服のお手入れを中心としたブログが好評。著書は累計10万部
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