“又吉”姓の由来は「あれもこれも良し」? 名前に隠された驚きの秘密

#くらし   
実は奥深い“名前”のエピソード!


普段当たり前のように使っている自分の“名前”。

特に名字は長い歴史のなかで脈々と受け継がれていく大切な情報ですが、そのルーツまで調べたことがある人は少ないかもしれません。

名前にはいったいどのような由来があるのでしょうか?

ISSAさんの先祖は“踊り奉行”だった!


2019年1月24日放送の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(NHK)では、“いま旬のアノ人のおなまえ”を特集。

芸能界・スポーツ界・文学界で活躍している著名人の、名前の由来が紹介されました。

まずは「DA PUMP」のISSAさんから。

ISSAさんの本名“邊土名”のルーツは、沖縄の伝統芸能「組踊」の創始者・玉城朝薫。

玉城は「邊土名」を領地として与えられた際に改名しており、長い時間をかけてISSAさんに“踊り奉行”の血が受け継がれることに。

ISSAさんは番組に手紙を寄せて、「自分がDA PUMPとして活動していることが天職だと改めて感じさせてくれました」と語っています。

次に女子テニス・大坂なおみさんと、大阪の旧地名“大坂”の共通点。

なおみさんは180cmの身長を活かしたサーブが武器になっていますが、かつての大坂も“坂”が多く高所からの攻撃で敵の侵入を防いでいました。

また精神面の弱さから成績が伸び悩んでいたなおみさんには、献身的にバックアップしてくれたコーチの存在が。

いっぽう大乱によって荒廃した大坂も豊臣秀吉が再建しているので、どちらも“救世主”の存在が成功の秘訣だったのかもしれません。

続いてお笑い芸人にして「火花」(文藝春秋)で芥川賞を受賞した又吉直樹さん。

“又吉”姓は全国の約9割が沖縄県浦添市に集中していて、その語源は「あれもこれも良し」なのだとか。

ちなみに23年前に「豚の報い」(同)で芥川賞を受賞したのが作家・又吉栄喜さんで、栄喜さんは「芸人の又吉さんと小説家の又吉さんがぶつかって“火花”が散ってる。

2つの仕事を持っているのはとてもいいこと」と又吉さんにメッセージを送っています。

思いもよらないドラマを秘めた名前の由来に、ネット上では「過去と現在がリンクしすぎてて鳥肌が立った…」「偶然じゃ済まないレベルで一致してるよね」「これはみんな自分の名前を調べたくなるでしょ(笑)」「名前の由来イコール歴史の勉強にもなってて面白い!」と興奮の声が相次いでいました。

“芸名”の由来が実を結んだ芸能人たち


【写真】“原石”だった人気女優!?


芸能界ではほかにも、“芸名”に込められた思いが実を結んだ人も多いのをご存知でしょうか?

たとえば俳優・役所広司さんの命名者は、俳優養成所「無名塾」主宰の俳優・仲代達矢さん。

役所さんが以前区役所勤務だったことに加えて、“役どころが広くなる”という願いが込められました。

以前役所さんが出演した「あさイチ」(NHK)にコメントを寄せた仲代さんは、“八百屋広司”も候補だったと明かしています。

若手では女優の石原さとみさんも芸名で活躍しているひとり。

ウェブサイト「アサ芸プラス」が紹介したところによると、“原石”という漢字を逆にして“聡明”かつ“美しい”人であってほしいとの願いから事務所が命名したのだとか。

いまや押しも押されぬ人気女優となった石原さんだけに、芸名に説得力があるのではないでしょうか。

自分の名前のルーツを探ってみたら、思わぬ発見があるかもしれませんね!

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