私もやってみた! みんなの「料理デトックス」体験談と男たちの本音&対応

#くらし   
「料理デトックス」をやってみたら…


今、話題になっている本多理恵子さんの著書『料理が苦痛だ』。その読者や料理サロンの生徒さんの中には、料理を一時期休む「料理デトックス」を実践ずみの人たちも! やってみてどうだったのか、体験者のリアルな感想をご紹介。また、妻が「料理をやめる」といったら…? SNSで聞いた男たちの本音と対応も紹介します! 

みんなの「料理デトックス」体験談


【自己覚醒タイプ】

「料理をやめてみましたが、外食はそこそこ疲れるし、意外と今の気分にドンピシャなものがないことも多く、自分が作った料理が食べたくてしかたなくなりました。居ても立ってもいられず作ったらやはり最高においしく、私って結構イケてたんだなと自分のすばらしさを思い知らされました(笑)」

【写真を見る】私ってイケてたんだ!


【令和元年決意タイプ】

「やってみて気づいたのは、いちいち総菜を買ってくるというのも案外面倒なんだな、ということ。結局『きょうは何にしよう』と、献立に悩むのと同じように、買うものに困っている自分がいました。お金がかかることも分かり、令和は自炊の時代にしようという覚悟が固まりました……」

令和は自炊の時代にするわ~


【研究家肌タイプ】

「それまではほとんど外食することはなかったのですが、久しぶりにお店で食べてみたら、『この味を家でも再現してみたい』という謎の意欲がムクムクと湧いてきました。自分ってこんなに探求心があるタイプだったかしら?と、われながらびっくり。おかげで食材の合わせ方など、レパートリーの幅がグッと広がりました」

謎の意欲がムクムクと…!


【夫婦愛復活タイプ】

「『きょうは何を買って帰ろう』と毎日楽しみでした……5日目くらいまでは。家で作るごはんほど飽きないものはないんだとしみじみ実感。ただ、立て続けに夫婦で外食をしたことはいい思い出になりました。デート気分が味わえて、夫婦の関係性にも少し変化が起きた気がします」

外食でデート気分復活


★本多さんからひと言★

一見、極端な方法に思える「料理デトックス」ですが、まさに自分の中の「毒出し」。思っていた以上に気持ちが軽くなってスッキリします。一度やってみると、「いざとなったらまたやめればいいんだ」と思えて気が楽になるし、「今回は2日間だけのミニバージョンで」など、そのときの自分に合うパターンも見えるようになりますよ。

SNSで聞いた 男たちの本音と対応


【歩み寄り派】

・ できるだけ自分で作って、無理な場合は買うか外食。 毎日って本当にたいへんで、やめたいと思うのは当然。 少しの間だけでも解放してあげたいと思います。

・家内の気持ちを尊重したいので、外食か家のもので適当に対応します。いいじゃないですか。 ごはん、作りたくないなら作らなくても。死なへんし!

・ 全く問題なし。理由も聞きません。むしろそのあとが重要。一時的なのかどうなのか? 一時的ならそのあとどうするのか? お互いがストレスのない、自由な環境を選びたいです。

・子どもたちと相談して分担を決める。落ち着いたら、 そう思った理由とか背景を聞く。料理だけでなく、違う希望や思いもあるかもしれないので、それを受け止めようとする。

・困りはしないけど、なぜそういいだしたかが気になるなぁ。 対処には慎重を要すると思います。さりげなく見守るしかないでしょう。とりあえずディナーに誘いますか。

【容認派】

・ 月に2~3回「きょう作らなくていい?」と聞かれます。 返事はいつも「はいよ」。気にもなりません。

【承服できない派】

・家族のためになる前向きな理由ならかまわないけど、後ろ向きなものなら簡単に承諾はできないなぁ。仕事をしている・していないにもよるかな。

・専業主婦なんだから、自分の仕事を放棄するなと思う。 いえるかいえないかは別として。

【困っちゃう派】

・僕が出張で不在が多いので、娘のお弁当をどうするかで 困ります。妻本人はともかく、娘にコンビニ弁当を持たせるのは3日が限界。それ以上の長期は避けてほしいなぁ。

【そもそも…派】

・1週間料理しないことはよくあるので、 何も変わらないし、困らない(笑)。

★本多さんからひと言★

想像以上に「認めない」という意見は少なく、一応認めるという人が多数。やはり家族に確認してみるのが一番ですね。

は~、苦痛だぁ…とストレスをどんどんためこんでいくより、家族に確認&折り合いをつけて「料理デトックス」でちょいちょい〝毒出し〟したほうが、自分にも家族にも絶対いいはず。前向きな〝復帰〟に向けて、料理デトックスしてみませんか?

監修=本多理恵子 イラスト=松元まり子 取材・文=長田由香

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Information

『料理が苦痛だ』著者 本多理恵子さんとは?
一般企業に11年勤めた後、鎌倉でカフェ「Rietta」を開業。同時に料理サロンも主宰し、参加人数べ1万1000人を超える。自称料理嫌い。だからこそという視点のテクで多くのサロン参加者を救いる。野菜ソムリエでもある。


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