“名もなき家事”に続く令和の家事テーマは、ずばり“待ち受け家事”! 中でも一番のストレスは?

#くらし   

買い物や掃除、家族のことなどやりたいこと・やらなきゃいけないことがあるのに、じっと待たなくてはいけないってストレスがたまりますよね。

たとえば、子どもの食事が終わるのを待つ、洗濯機の終了待ち、スーパーのレジ待ち…そんな家事は”待ち受け家事”とも呼ぶことができ、多くの主婦のストレスになっているといいます。

ストレスを感じる〝待ち受け家事〟のNo.1は?


株式会社 LIXILが行なった、30代~40代の戸建住宅在住の既婚女性300名を対象とした『待ち受け家事に関する実態調査』結果から、そのリアルなストレス内容が明らかになり、話題になっています。

洗剤の詰め替えなど細々とした”名もなき家事”に続く、令和の時代の家事テーマ”待ち受け家事”。

気になる1位は何だったのか? 解消法はあるのか? 興味深いその内容をご紹介します。

8割以上の主婦が経験する”待ち受け家事”!


面倒だからこそ、ちゃちゃっと済ませたい家事。効率よく、テンポよく進めたい! なのに、待たなければいけないシーンにモヤモヤしている主婦は、あなただけではありません。

回答者に「家族のためにじっと待ち、自分のやりたいことができずにいた経験」をたずねると、8割以上(83.4 %)が「ある(よくある+たまにある)」と回答、そのうち「よくある」と回答した人は、約4割(38.7 %)に及びました。

【写真を見る】8割以上の主婦が経験する〝待ち受け家事〟


そして、”待ち受け家事”を経験したシーンについてたずねると、圧倒的に「宅配便の発送・受取を待つ時間」(52.3 %)がトップに!

みんな、どんな〝待ち受け家事〟を経験してる?


そう、ネットショッピングが定着し、さらにはフリマアプリによる個人間の売買が増加している近年、宅配便の発送・受取はもはや代表的な”家事”のひとつとなったのです。

スーパーのレジ待ちを上回る「宅配便待ち」ストレス!


ストレスを感じる”待ち受け家事”についてたずねてみると、この結果も「宅配便の発送・受取を待つ時間」が35.0%で、ほかの項目を大きく引き離してトップとなりました。

その割合は「子どもの食事が終わるのを待つ時間」(26.0%)「スーパーなどでのレジ待ち時間」(25.3%)を上回っているからビックリです。

ストレスを感じる〝待ち受け家事〟は?


宅配便を受け取ることに対するストレスの理由を聞いてみると、7割以上(70.4%)が「大体時間が決まっていても、いつくるかわからないため」と回答し、また6割以上(63.3%)の人が「受取を待たなければならないため」と回答していることからも、待ち時間がかなりのストレスになっていることが分かります。

また、宅配便の受け取りで経験したことでは、「受け取るために外出できなかった」 ( 67.5%) がトップにあがったほか、「届いたとき、風呂やトイレの最中ででられなかった」 ( 46.9%)も約 2 人に 1 人と多く、せっかく時間を割いて待っていたにも関わらず、タイミングが悪くて受け取れないケースも多いことが分かりました。これらの経験は、宅配便の受け取り頻度が高い人ほど多い結果になっています。

宅配便の受け取りにストレスを感じる理由は?


子どもの食事が終わるのを待つのも、スーパーなどでのレジ待ちも、イライラはするものの目の前で進行具合が分かります。でも、宅配便となると”あとどれくらいかかるのか?”が目に見えないだけ、ストレスは大! 時間指定には幅があるし、その日の担当者が回るルートによって早かったり、遅かったり。「風呂やトイレの最中ででられなかった」経験は、まさに”あるある”ですよね。

受け取り損ねて再配達してもらうとなったら、さらにストレスは倍増。「再配達率は 6個に1個。その労働力は、年間9 万人分に相当!」などと、重大な社会問題の一つとして取り上げられている昨今、今度こそ確実に受け取らねば!と思う分、妙なプレッシャーまでかかったりして…。

家事をスマートにする新・3種の神器に「宅配ボックス」がエントリー!


そこで回答者に、家事負担軽減のためにどんな家電や生活設備を利用してみたいかをたずねたところ、1位の「掃除しやすいトイレ」(66.7%)に続き、「宅配ボックス」が2位(51.0%)にランクイン!

フルタイム勤務者の人は、ほぼ全ての項目で利用意向が高くなっていますが、なかでも「宅配ボックス」の利用意向は、平均との差が大きく6割(59.0%)の人が利用したいと回答しています。

家事の負担を軽くするために、どんな家電や住宅設備を利用したい?


ロボット掃除機(49%)よりも、食器洗い乾燥機(29.3%)よりも「宅配ボックス」を利用したい!と思っている主婦が多いことを、世の男性たちや子どもたちは分かっているでしょうか!? そして、それだけ”待ち受け家事”がストレスなことも!

また同時に、不在時に宅配ボックスにいれるのではなく、自宅の玄関前や物置、車庫などに届けられる「置き配」には、不安を持つ人が多いことも明らかになりました。

宅配ボックスに対するイメージは?


世代・トレンド評論家がすすめる”脱・待ち受け家事”の救世主は?


マーケティング関連の著書が多数ある、世代・トレンド評論家の牛窪 恵さんも「昨今、新築マンションでは、 7 割以上に『宅配ボックス』が設置され、”待ち受け家事”の解消に向けた対策が取られつつある一方で、戸建住宅では、対応が遅れがちだと言われます。私が取材しても、戸建に住む女性達からは、『留守中、宅配を受け取れる便利なツールがあればいいのに』との声が、複数あがっていました」と指摘します。

フリマアプリの拡大により、「最近は、自宅前に”自作”の宅配ボックスを置く男女も、一部ですが見受けられます。過去の SNS に投稿された内容を見る限り、 DIY ショップやネット通販で買った衣装ケースなどを改造し、雨ざらしの中にただ置いているだけの状況。

これらは、”持ち去られる”など、セキュリティ面で危険なのはもちろん、自宅や地域の美観を害したり、道行く人の通行の妨げとなったりする可能性もあり、様々なリスクを孕(はら)んでいます」。

そして、戸建てに住む人々におすすめなのは、「シンプルでスタイリッシュなデザインであるとともに、セキュリティ性能が高く、かつ使い勝手がいい(夜間も含めて出し入れしやすいなど)『次世代の宅配ボックス』」ときっぱり。

「スマートフォンとの連携で、荷物の受け取り・集荷の通知や依頼、そして『見守り』までできる宅配ボックスも登場しています」と牛窪さん。

高齢化やネット販売、フリマアプリの拡大など、今後さらに増えるであろう宅配便問題による”待ち受け家事”のストレス。

解消グッズとしての救世主である個人宅配ボックスなども利用して、賢くラクに解消してみてはいかがでしょうか。

【調査概要】 対象者: 首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)において戸建て住宅に居住する30~40代の既婚女性 300人 (30代:133人、40代:167人)(フルタイム勤務者、アルバイト・パートタイム勤務者、専業主婦・無職 各均等割付)、調査手法: インターネット調査、調査実施時期:2019年8月22日(木)~8月26日(月)

文=岸田直子

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株式会社 LIXIL

”待ち受け家事”の救世主IoT宅配ボックス スペシャルサイト

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