副業で100万円は稼げる 月収15万円だった現役介護士の僕(11)

#くらし   

趣味のブログからビジネスへ


僕は学生のときから、モバゲーやmixi などインターネットに文章を書いていました。そして、今のブログの前身になる雑記ブログがそこそこ読まれたことで、ブログにのめりこんでいきました。

当時は時事ネタや書評やオピニオンを中心に書いていて、テーマを決めずに好き勝手書いていましたが、介護派遣を始めてから「この働き方を提案したら、ラクに働ける介護職の人がもっと増えるのでは?」と考え、介護職に向けた専門ブログを書き始めました。

そして、僕が使っていた派遣会社のアフィリエイト広告をつけることができました。実際に派遣会社を利用して感じたことや、介護職の悩みを解決する介護派遣の活用法などを記事に書きました。

その結果、多くの方が僕の記事を見て派遣会社に登録し、広告収入が増えていきました。

数字を上げること、スコアを出すゲームの楽しさが、ブログのスタンスです


元々は趣味だったブログに、本業の経験をかけ合わせ、ビジネスへ切り替えたことで収益につなげることができました。お金を稼げてうれしいのはもちろんですが、数字を上げることの楽しさを覚えました。まさに「スコアを出すゲーム」を楽しんでいるのが、今の僕のブログのスタンスです。

読みたくなるブログとは


ブログで自分の日記を書く人がいますが、それでは収益につながりません。

芸能人ならともかく、一般人の日常に興味を持つ人は少ないでしょう。

ブログでは「読者が使える情報を提供する」ことが大切です。自分の経験を語るだけでなく、読者の悩みや疑問を解決する記事であることが大事です。

たとえば「上司に嫌味をいわれた」という経験を記事にする場合。

 タイトル:「上司に嫌味をいわれました」

 タイトル:「上司に嫌味をいわれたときの対処法とは?」

上のタイトルより、下のような解決法を提案するタイトルのほうが読みたくなりますね。

ブログのタイトルは、読者のニーズに合わせることが重要です。記事の本文には自分なりの視点を入れ、独自性を出すことで他の記事との差別化を図ります。

よいブログは必ず読み手に目が向いています。いかに読者の悩みをキャッチし、解決する記事を書けるか? が稼げるブロガーになる秘訣です。

また、誰が読んでも理解できる文章にすることも大切です。僕は「小学生でも読んでわかる内容」を心がけて、できるだけ専門用語は使わず解説しています。ユーザーファーストで運営していくことが大事です。

誰もやっていないテーマを選ぶ


僕の強みは、現役介護職として現場で働いていることです。そして、誰も発信していないリアルな「介護職の悩みや問題」を記事にしています。

【画像】現役介護職の強みがあるから月収100万円稼げた


「先行者利益」はビジネスをする上でとても有利です。

僕は、「介護士ブロガーといえば、たんたん」という状況を作り上げて、アフィリエイトでマネタイズする方向に舵を切りました。

その目論見(もくろみ)は正解で、介護職専門ブログを運営して1年もしないうちに、月収100万円を稼ぎ出すことに成功しました。もし僕が始めたジャンルが別のものだったら、ここまで早く結果が出ることはなかったと思います。

競争相手のいないジャンルは「勝てる戦(いくさ)」です。独擅場になるとわかれば、多少大変でも努力できるもの。みんながやっているジャンルだからなんとなく……と始めても勝つことはできません。

ブログを始める前に「どのジャンルで、どのようにまわりと差別化するか」を、見通しを立てて進めてみましょう。コンセプトが決まれば、これから自分がどのようにブログを運営していけばいいのかが明確になります。

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著=深井竜次/「月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方」(KADOKAWA)

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Twitter@tantan4423

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