三國清三シェフ×伊勢谷友介さんのイベントが開催されました
始終、和やかな雰囲気で対談が行われました。

丸の内で活躍するシェフを中心に2009年に結成された、「丸の内シェフズクラブ」。その初めての本『丸の内シェフズクラブ 25人の一汁一菜』の出版を記念したトークショーが3月16日に開かれました。会場には20倍もの倍率を勝ち抜いて当選した30名が集い、始まる前から期待に満ちた雰囲気に!

ゲストは伊勢谷友介さんと三國清三シェフ。壇上に2人が揃うと、すぐに料理が乗ったプレートがゲストだけでなく会場の参加者に配られました。これは今回のイベントの目玉のひとつで、本にまつわるメニューの試食ができるというもの。メニューは三國シェフの「東京ハンバーグ」、アロマフレスカ・エッセンツァの原田慎次シェフの「グリーンピースのポタージュ」、伊勢谷さんが代表をつとめる「リバースプロジェクト」で扱う「rice475」の塩むすびがふたつ、同じく「リバースプロジェクト」で扱うベーグルチップのオニオンペッパー味……と、盛りだくさん。

おいしい食事と2人の軽妙なトークに、会場はすっかりリラックスムード。伊勢谷さんが代表を務める「リバースプロジェクト」の説明などにも皆うなづきながら聞き入っています。(※「リバースプロジェクト」は「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」という命題のもと、クリエイティブな視点から衣食住を見直し、持続可能な形で続けるための提案を行っています)

話題は多岐にわたり、途中からは「生きる・食べる・つくる(創る・作る)」へ。2人の共通点である「つくる」で、クリエイティブな立場で一線を走り続けるためには「“半歩前”くらい前を進んでいなくちゃいけない」と同じ意見で盛り上がります。そこで三國シェフ「伊勢谷さんは38歳でそういうことが言えるんでしょ? えらいよねえ。僕は30代のころは3歩前くらい前で『料理がぶっとびすぎてる』って言われて、1歩前からいまやっと半歩前。60歳で気がついたよ。かかったよ」の声に伊勢谷さんは「いえいえ、時代もありますよ」とのやりとりもあり、会場からは笑い声も。

最後に三國シェフが思い出の食べ物のエピソードを披露しながら、「小さいときに食べていたものは、一生を支配します。毎日一汁三菜作らなくてもいい。一品だけでもいいんです。子供がいる人は、その子が大人になったときに心に残るようなものを作ってあげてください」とコメント。また伊勢谷さんも「身体は確実に自分が食べたものでできているんですよね。そして『料理を作ってあげる』ということは、『その人の心を満たしてあげること』だと思います」と締めくくり、和やかなうちに終了しました。