ちゃんと食べているのに。最近話題の「新型栄養失調」とは
気づかないうちに新型栄養失調になっているかも!?

「新型栄養失調」という言葉を聞いたことがあるだろうか。貧困や食料不足によって引き起こされる従来の栄養失調とは異なり、3食をしっかり食べていてもなる可能性がある。原因は偏った食生活にあるそうだ。

新型栄養失調は、カロリーは足りているのにもかかわらず、必要な栄養素が足りていないために引き起こされる。若い単身者に多く、ファストフード中心の食生活や、特定の食材しか口にしない過度なダイエットなどが原因となる。さらに粗食を好む高齢者にも実は多いという。食べるものには困らず、おなかは満たされているからこそ気づきにくい現代病と言えるだろう。新型栄養失調は、気づかずに悪化すると筋力の衰えによって免疫力が低下してしまうほか、心臓病などのリスクも高まるといわれている。

しかし、多くの人は自分の新型栄養失調の傾向に気づいていない。お好み焼きチェーン「道とん堀」の調査によると、85.6%の人が新型栄養失調のリスクを抱えているのに、自覚症状がある人はたった12%だった。新型栄養失調は肥満ややせ型などの体形とは関係なく、すべての人にリスクがあることがわかっている。

女性は低カロリーでヘルシーな食事を心がけるあまり、新型栄養失調になるケースもありそうだ。また、家庭食がヘルシーさを徹底するあまり、出先でファストフードやラーメンなどを食べすぎ、トータルの食事バランスを崩す人もいると聞く。「自覚症状がないから大丈夫」「太ってないからバランス」と過信しすぎず、ほどよいバランス食を心がけたい。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】