歯を磨いてもなる「大人むし歯」になってない?
ちゃんと磨いも、虫歯が増えるワケ

毎日歯を磨いているのにむし歯になるという悩みをかかえる大人が増えているのをご存じだろうか。子供のむし歯が減少しているのに「大人むし歯」が増える原因とは? フッ素を使った効果的なむし歯予防法を知っておこう。

近年、歯に対する意識が高まるにつれ子供のむし歯は減少している。ところが、25~54歳はほぼ横ばい、55~85歳以上になると年々むし歯が増加していることがわかった(調査:サンスター)。

大人のむし歯の多くは、歯の根元にできることが多い「二次う蝕(にじうしょく)」と呼ばれる再発性のむし歯や、歯の根元が露出することで根元にむし歯ができる「根面う蝕(こんめんうしょく)」。進行しやすいのが特徴で「大人むし歯」と呼ばれている。しかし、約70%の人はこのことを知らず、多くの人は毎日歯磨きをしているにも関わらずむし歯になっている。残念ながらむし歯を効果的に防ぐ方法はあまり知られていない現状が浮き彫りとなった。

大人むし歯の原因の多くが一度治療した歯のむし歯の再発で、全治療の2/3が再治療ともいわれている。治療を重ねると歯を削る部分が増え、詰め物や被せ物、やがては抜歯へと進んでしまう。そのため治療後のケアをきちんとして歯を長持ちさせ、二次う蝕を防ぐことが大切なのだ。

しかし、なぜ歯を磨いているのに虫歯になるのだろう? 実は、歯磨きだけでは詰め物の隙間に入り込んだ虫歯菌は防ぎきれない。そのため、むし歯の再発を防ぐには、歯磨きに加えてフッ素で歯の表面の再石灰化を促すことが効果的。例えば毎日のケアにフッ素の洗口液を加えることで、初期のむし歯や二次う蝕の発生を遅らせる効果が期待できるそうだ。さらに歯医者での定期検診も加えて、大切な歯を守っていこう。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】