「女の悩み」にズバリ回答!「SNSとうまく付き合うには?」

#くらし   

逃れられない女の悩み。皆さんから寄せられた相談に、各方面で活躍中の著名人がお答えします。今回の回答者は、柔軟性に富んだ、愛ある回答で人気のエッセイストの高山真さんです。

【お悩み】

幼稚園に通う2人の子どもがいる専業主婦です。フェイスブックやインスタグラムで、ママ友がすてきな食事や休日の家族のお出かけなどを投稿しているのを見て、自分の生活ってつまらないな……と思ったり、うちはお金に余裕もないしな、とそのたびにモヤモヤします。見ないほうが心穏やかなのは気づいているのですが、スパッとSNSをやめる勇気は出ません。SNSと上手につきあいながら、有効に使いたいと思うのですが……。(埼玉県 こまいぬ 32歳)

【高山さんの回答】

「人は人。自分は自分」って、昔からよくいわれているけれど、それって結局、「嫉妬から完全に自由な人間はいない」からこその「不変のことば」なのよね。あなたももう、「嫉妬をなくすのは無理。適度な距離感のほうが大事」と、感覚的に分かっているのね。しかも、アピール合戦に陥りがちなSNSの世界で。本当に勘のいい人だと思うわ。

その意味で、あなたは、盛り盛りに盛った写真を使う「幸せの表現」よりも、「幸せの感覚を文章で表現する」ほうが得意なように感じたの。私も、「本当の幸せ」は、アプリ満載のスマホのレンズ越しではなく、直接、自分の目と心に焼きつけ、あとから文字にするほうが好きなタイプ。SNSでは「ことば」のほうに力を注いでみてはいかがかしら。あと、エッセイ書いてどこかの賞に応募してみるとか。

嫉妬は、うまく使えば、新しい視点から自分を考えるきっかけにもなる。そんな自分への関心や自信が高まると、「自分は自分」と素直に思えるようになり、反比例するように嫉妬は薄くなる……。これが私の実感です。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:高山 真さん
たかやままこと/エッセイスト。鋭くも温かい目線で、文芸誌から女性誌まで幅広く執筆する“知的ゲイ”。最新刊『恋愛がらみ。』(小学館)も好評発売中。

イラスト(高山さん似顔絵)=伊藤和人

相談はメールでも受け付け中! https://wwws.lettuceclub.net/lettuce/themetalk/76/

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