満足感バッチリな「さつまいもとごぼうの味噌汁」と「鶏ねぎご飯」/何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい(2)

#食   
さつまいもとごぼうの味噌汁

『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』 2回【全5回】


何も作りたくない日にさっと作れる、ご飯と汁だけのボリュームレシピ!

忙しい朝、とにかく時間がない日に家族のごはんを作るのは大変! でも、「作るのは2品だけと決めれば、料理のハードルがかなり下がります」と、料理研究家のワタナベマキさんは語ります。日々料理の仕事が忙しいマキさんだからこその、手抜きではないささっとごはんを紹介するのが『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』です。

本書では、ほぼ15分以内で作れるご飯と汁ものの組み合わせを多数紹介。混ぜご飯やのっけご飯など、冷凍ご飯でさっと作れるものや、この素材同士を合わせる事でこんなにおいしいなんて!と驚く組み合わせの汁ものまで、簡単なのに手抜きに見えない、ちゃんとボリュームのある組み合わせがずらり。

毎日忙しい人はもちろん、料理初心者の方、自炊をはじめたばかりの方にもおすすめのレシピをお送りします。

※本記事はワタナベマキ著の書籍『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』から一部抜粋・編集しました

さつまいもとごぼうの味噌汁

◆材料(2人分)
さつまいも…150g
ごぼう…1/2本
水だし汁(作り方は下記)…2 1/2カップ
味噌…大さじ2

◆作り方
1.さつまいもとごぼうは皮つきのままよく洗い、それぞれ乱切りにして水にさっとさらし、ざるに上げて水けをきる。

2.鍋にだし汁と1を入れて中火にかける。煮立ったらアクを除いて弱火にし、約8分煮て、味噌を溶き入れる。

昆布と煮干しの水だし汁

昆布と煮干しの水だし汁

水1Lに5cm四方の昆布を2枚と、煮干し4~5本を入れ、 冷蔵室に一晩おく。

水1Lに5cm四方の昆布を2枚と、煮干し4~5本を入れ、 冷蔵室に一晩おく


【煮干しは下処理をして使います】
1.頭をはずす。ここが一番だしが出るので捨てないこと。

頭をはずす。ここが一番だしが出るので捨てないこと

2.頭はあごの部分を押してえらをはずす。えらにはえぐみがあるので捨てる。

頭はあごの部分を押してえらをはずす

3.胴は背開きにして内臓をとる。内臓は臭みが出るので使わない。

内臓は臭みが出るので使わない

煮干しは下処理をして使います


鶏ねぎご飯

鶏ねぎご飯

◆材料(2人分)
鶏もも肉…1枚(250g)
長ねぎの小口切り…1/3本分
温かいご飯…茶碗2杯分(300g)
ごま油…小さじ2
A
 酒、みりん、酢…各大さじ2
 しょうゆ…大さじ1
 粉ざんしょう…少々

◆作り方
1.鶏肉は黄色い脂の部分と、好みで皮を取り除き、2cm幅に切る。

2.フライパンにごま油を入れて中火で熱し、1を入れて両面に焼き色がつくまで焼く。

3. Aを混ぜて加え、長ねぎも加える。全体に汁けがなくなるまで炒め、しょうゆを加えてからめる。

4.器にご飯を盛って3をのせ、粉ざんしょうをふる。

ボリュームのある鶏ねぎご飯と、ほくほくさつまいもの味噌汁。満足感のある定番の組み合わせです。鶏のねぎ焼きは酢を加えることで、味が締まって濃厚に感じられます。お弁当のおかずにもおすすめ。また、ねぎは万能ねぎや九条ねぎでもOK。味噌汁は白味噌に変えてこっくり仕上げてもいいですね。

著=ワタナベマキ/『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』(KADOKAWA)

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)