めんつゆとバターで…⁉ 去年のお米をおいしく食べきる方法

#食   
 薄めの味つけだから、白米感覚で食卓へ

そろそろ新米の出回る季節。新米が食べたいけれど、「前のお米が残っている」なんてこと、ありますよね。
今回は、古くなったお米をおいしく食べきる方法をご紹介。
お米のスペシャリスト「ごはん同盟」さんにおすすめレシピも教えていただきました。

▶︎教えてくれたのは
ごはん同盟さん
調理担当のしらいのりこさんと、企画担当のシライジュンイチさんの夫婦二人による炊飯系フードユニット。雑誌や書籍、テレビを中心にレシピを発表するほか、炊飯教室などを精力的に開催し、ご飯のおいしさを広めるために日々活動中。

 ごはん同盟のお二人


古くなったお米は、炊き込みご飯で食べきろう!

新米は年に一度のその時期だけのぜいたく。「新米入荷」の文字をみると、まだ買ったお米が残っていても、つい手をのばしたくなってしまいます。
そんな人こそ、注目! 収穫から1年たった前の年のお米は、新米のような香りやみずみずしさはありませんが、古米だからこそ、おいしくできる料理もあるんです。それが炊き込みご飯。旬の素材や調味料と一緒に炊く炊き込みご飯なら、米の風味が気になることもありません。むしろ、乾燥がすすんでいる分、調味料の味が入りやすいという利点もあるんです
反対に、新米で炊き込みご飯を作るのはもったいない。新米ならではの香りや甘みは白いご飯で堪能したいもの。新米への切り替えどきは、炊き込みご飯がおすすめです!

おかずを選ばない、超シンプル炊き込みご飯

 薄めの味つけだから、白米感覚で食卓へ

具だくさんの炊き込みご飯は、まさに食卓の主役! とはいえ、「合わせるおかに迷っちゃう」「ご飯に手がかかる分、おかずをがんばれない」なんて声もよく聞きます。
そこで、おすすめなのが、超シンプル炊き込みご飯。ご飯と一緒に入れるのは調味料だけ。材料の下ごしらえも必要ありません。シンプルだから、和食にも洋食にも合うし、飽きもこない。味がしっかりしているから、古いお米のにおいが気になることもありません。

めんつゆバター 炊き込みご飯
材料(2人分)と作り方
米1合はといで炊飯器の内釡に入れる。めんつゆ(3 倍濃縮)大さじ 1 を入れて 1 合の目盛りまで水を加えて混ぜ、バター5gをのせて普通に炊く。

 めんつゆとバターを入れるだけ


めんつゆのうまみにバターのコクが加わり、飽きの来ないおいしさ。和と洋のいいとこどりだから、和食にも洋食にも合います。
また、先に試作したスタッフの間では、「普段食の細い小学生と幼稚園生の子どもがこれでご飯をパクパク食べてくれた」といううれしいコメントも!

新米を迎える前に古米で作る炊き込みご飯。これからのおいしい習慣になりそうです。

監修・調理/ごはん同盟 撮影/川上朋子 スタイリング/阿部まゆこ 

文/田久晶子

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