いつもは脇役の玉ねぎを、人気の麻婆味で主役に!「焼き玉ねぎの麻婆あんかけ」

#食   

長期保存ができ、多くの家庭で常備されている「玉ねぎ」。独特の風味があり、炒めものやスープのわき役として欠かせない野菜ですよね。でも、ほかの野菜を切らしていると「玉ねぎしかないな」と思ってしまう、脇役的存在でもあります。

『3分クッキング』3月号の巻頭特集は、そんな玉ねぎのイメージを払拭してくれそうな「主役になる!玉ねぎたっぷりおかず32」。中でも気になったのが、玉ねぎを主役にした麻婆「焼き玉ねぎの麻婆あんかけ」。

麻婆系の炒め物は筆者も好きでよく作りますが、意外と玉ねぎで作ったことはありませんでした。でも、焼き色のついた玉ねぎがおいしそう……! 気になったので、早速作ってみました。

玉ねぎが主役の麻婆風「焼き玉ねぎの麻婆あんかけ」

玉ねぎが主役の麻婆風
「焼き玉ねぎの麻婆あんかけ」

材料(2人分)

玉ねぎ……1個(200g)
豚ひき肉……160g
合わせ調味料
・おろしにんにく……小さじ1/2
・片栗粉……大さじ1/2
・豆板醤……小さじ1/4
・水……3/4カップ
・オイスターソース、酒……各大さじ1
・しょうゆ……小さじ1/2
●油

作り方

1 玉ねぎは6等分のくし形切りにする。耐熱皿にのせてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に5分かける。合わせ調味料の材料は混ぜる。

2 フライパンに油大さじ1/2を強めの中火で熱し、玉ねぎを入れて両面に焼き色がつくまで焼いてとり出し、器に盛る。

3 同じフライパンに油大さじ1/2を足して熱し、ひき肉を3分ほど炒める。合わせ調味料をもう1度よく混ぜて加え、混ぜながらひと煮立ちさせ、とろみがついたら2にかける。

◇◇◇

加熱することで甘みが増し、程よくシャキシャキ食感もある玉ねぎと、コク深い麻婆味の相性は抜群! 玉ねぎを大きめに切っていることでこってり重くなりすぎず、それでいてガッツリとした満足感も得られるのも嬉しいポイント。とろりと絡むあんとのバランスが良く、具材は玉ねぎとひき肉のみなのに、食べていて飽きることもありません。あまり玉ねぎが好きじゃない家族も、おいしいと完食してくれました。

また、電子レンジを使って事前に玉ねぎを加熱するため、時短料理としても優秀。焼き色をつけた玉ねぎに麻婆あんをかける、という手順にすることで、玉ねぎが崩れてバラバラになるのも防げます。食卓に並べたときのインパクトもありますよね。玉ねぎがたくさんある、これで何か作りたい、というときにぴったりの一品です。

調理、文=月乃雫

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Information

主役になる!玉ねぎたっぷりおかず
巻頭特集は、「主役になる! 玉ねぎたっぷりおかず32」。相性のよい肉や魚と一緒に、こんがり焼いたりサクッと揚げたり、シャキシャキに炒めたり……料理家自慢の32レシピをお届けします。旬の新玉ねぎの料理や、すりおろして保存する便利なワザも掲載。
大ボリュームの別冊付録は「春だけ旬野菜のベストおかず50」。たけのこ、菜の花、グリンピースなど春の訪れを味わえる今だけの野菜を1冊に集めました。好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「塩かぶ」、大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」は「シンガポールチキンライス」です。

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