がん抑制に期待! ぶどうやリンゴに含まれる成分に抑制効果があることが判明
信州大農学部の研究により、ぶどうやリンゴに含まれる「エピカテキンオリゴマー」に、がんを抑制する効果が確認されました。国際学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されたこの研究結果は、以前から言われていたぶどうやリンゴの健康への効果を裏付けるものとなったのです。
ぶどうの搾りかすの有効活用にも期待!
「エピカテキンオリゴマー」とは、ポリフェノールであるエピカテキンが複数連結したものです。同大は研究でエピカテキンの連結数を増やすごとに、がん細胞の転移が少なくなることを確認。以前から連結が5単位を超えると、さらに抗腫瘍活性が高まることが報告されていましたが、それを裏付ける形となりました。
このエピカテキンオリゴマーは、ぶどうの残渣に特にたくさん含まれていることが分かっています。これまでワインや飲料を製造する際に産出される搾りかすは、廃棄するしかありませんでしたが、今後は搾りかすの有効活用にも期待できます。
日本人のフルーツ離れが指摘されていますが、これからは積極的に食卓へ載せていきたいもの。スーパーで手軽に手に入るぶどうやリンゴが、将来のがん治療や健康管理に活かせるようになるといいですね。
【関連レシピ】レタスとぶどうのヨーグルトサラダ
ヨーグルトを加えてカルシウムをプラスしたさわやかなサラダ。
<材料>(2人分)
ぶどう…100g
レタス…2枚
マヨネーズ…大さじ2
プレーンヨーグルト…大さじ2
<作り方>
1.レタスは洗って水をよくきり、幅1cm、長さ3~4cmくらいに切る。
2.ぶどうはよく洗って水をきり、皮ごと半分に切って、種があれば除く。
3.マヨネーズとヨーグルトを混ぜ合わせ、レタス、ぶどうをあえて器に盛る。
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