【独占】私たち「リカちゃん」の洋服デザイナー!厚いベールに包まれた裏側大公開 秘密のデザイン画特別公開
左手に憧れのリカちゃん、右手に色鉛筆をもってひたすらにドレスの絵を描いていたのは幼い頃。
当時5歳くらいの私が胸に抱いていた、リカちゃんに関する「ギモン」。
それは…
リカちゃんのドレスって、どこで誰が作ってるの?
歴代リカちゃん(タカラトミーホームページ「リカちゃんの歴史」より)
ということ。
リカちゃんにいろいろ質問したくて『リカちゃんでんわ』にジーコロ電話した記憶が懐かしいです。
(リカちゃん電話は今でもあります。)
先日、Instagramで見かけたリカちゃんがあまりにも可愛くて、思わずまた新しいリカちゃんとドレスセットをポチっと大人買いしてしまった私。
1日の終わりにMyリカちゃんの可愛らしさを愛でながら、子どもの頃に抱いたギモンをまたふと思い出しました。
このギモン、今は大人なので大人に聞いてみた!!
そんなわけで、ある日勇気を出してタカラトミーの広報部に問い合わせたところ…
なんとドレスの企画現場を見せていただけるとのことなので、スキップしながら行ってきました♫
リカちゃんの本丸は意外な場所に
リカちゃんをプロデュースしているのはトミカやプラレールでも有名なタカラトミー。
その本社は意外にも東京の下町、葛飾区立石にあります。
立石駅前のどこか懐かしい感じのするのどかな商店街を抜けると、突然現れるスタイリッシュな外観の大きな建物。
そう、ここがリカちゃんの本丸なのですね。
久しぶりに対面したリカちゃんファミリーには新キャラも…
さっそく通していただいた広いお部屋では、リカちゃんがたくさん並んだ巨大なケーキがお出迎え。
奥のディスプレイには数々の有名キャラクターやおもちゃが並んでいます。
これだけ勢ぞろいすると夢のような世界。(写真に写っているのはほんの一部です)
子どもでなくてもテンションがうなぎ登りです!
あ!リカちゃんファミリーも勢ぞろいでお出迎えです♫
うんん?もしかして家族が増えてますか??
「ええ、リカちゃんの母方のおじいちゃんは50周年の節目に初めてお披露目になりました。
浩(ひろし)さんは61歳、AB型で元校長先生です」(社長室広報課・室伏さん)
「え〜!それは知らなかった〜〜」
そんなお話をうかがっていると、部屋の奥で何やら大荷物を持った人たちが集まり始め…
一体何が始まるんでしょう?
リカちゃんの専門家が大集合です
お疲れ様です〜(^^)と、大量の資料を前にして、にこやかに始まったのは女子会?
…いいえ、実はとっても重要なリカちゃん会議なのです!!
「今日はリカちゃんの新しいドレスセットのデザインを決めるため、デザインとマーケティングの担当課が集まっています」(室伏さん)
リカちゃんなので、ご担当はやはり女性の方ばかりなのでしょうか?
「全体の約8割が女性ですが、あとの2割は男性社員です。
男性ならではの気づきがあったり、音や動きのあるハウス商品などには、リカちゃんに限定されない発想や技術力が活かされているんですよ。」(リカちゃんマーケティング課・課長向井さん)
ついにお目にかかれたホンモノのデザイン現場
ふんわりとした笑顔がステキなみなさんですが、仕事の話になると一変してキリリとした表情に。
ん?これは何を話し合っているんですか?
「私たちが描いたこのデザイン画を元に、実際のドレスの生地を選んでいるところです。」(リカちゃん開発課主任・西山さん)
…と、見せていただいたのは、丁寧な字でメモがびっしりと書き込まれたデザイン画の実物。
こうやって実物のリカちゃんとデザイン画を見くらべながら、みなさんで話し合って決めているんですね!
↑お姫さまスタイルのドレスのデザインを担当することが多いという西山さん。
自身でデザインした「ゆめみるお姫さま ピンクグリッター リカちゃん」と一緒に。
トータルコーディネートで世界観を大切に
私の今までの勝手なイメージとして、ドールやドレス、小物類など各アイテムをそれぞれ別々の方がデザインして、後から組み合わせているのかと思っていたのですが…
「それぞれの商品のテーマにあわせて、各担当者が基本的にひとりでドレスから髪型、セットの小物類までトータルで提案します。
それが形になっているのが、このデザイン画です。」(西山さん)
カワイイ!!もっと見せてください♡
図々しいお願いにもかかわらず、過去の作品を出してきてくださったみなさん。たくさんありますねえ。
よく見ると、描き手によって少しずつタッチや雰囲気が違うリカちゃんたち。
単なる仕事では終わらない、リカちゃんへのひとかたならぬ思いが伝わってきます。
一筆入魂とはこのことでしょうか…
この日はもう一つ、今年の4月に発売される新しいリカちゃんのドレスのデザイン画もお目見え。
サテン生地のドレスの上に、ソフトチュールのオーバースカートがフワッとかかる凝ったデザイン。
パールの肩ストラップが大人っぽいリカちゃんですね。
このあと実際にどんなドレスのリカちゃんになったのかは、後ほど…
絵が上手でないと、ドレスのデザインはできないの?
それにしてもみなさん、やはり絵が上手ですね。
「デザイン画では、ドレスの試作をする上で欠かせない指示が相手に『きちんと伝わること』がとても大事。
そこが的を得ていれば、必ずしも絵が上手である必要はありません。」
と笑顔で話してくれたのはリカちゃん開発課・課長の橋本さん。
またまたご謙遜を…と思いましたが。
よくよく見てみると、具体的な解説がわかりやすく整理されて並んでいるデザイン画。
これなら例えば素人の私が読んでも理解しやすいです。
ここに時間をかけているからこそ、イメージ通りのドレスの仕上がりになるんですね。
↑自身で手がけた「りかちゃん ハウス」に愛情たっぷりの眼差しを向ける橋本さん。
すべてのパーツがきちんとハウスの中に収まるようにデザインするのに、とても苦心したそう。
ヘアスタイルにも時間をかけて
ドレスの生地が決まったら、次は髪色の検討に。
テーブルに並んでいるのは、色とりどりのリカちゃんのヘアカラーサンプルです。
デザインのイメージにぴったりくる色がみつからない場合は、特色(特別に作る色)を作ることも。
結局、今回も話し合って特別な髪色を作ることに。
ドレスができあがるまでの期間はどれくらい?
ここで話し合われたデザインは、後日「ゆめかわユニコーン」という、胸元のユニコーンが印象的なリカちゃんになりました。
つやつやのゆるっとパーマがキレイ!
「こうしたデザイン会議の後、縫製のプロに依頼して試作したドレスは、次の重要な工程に。
必ずモニターの方に協力していただいて、4〜5歳くらいのお子さんと保護者の方に、実際にチェックしてもらっています。
モニターの意見が反映されて、デザインのポイントになる部分が変更になることもあり得ます。
なので、一つのドレスセットができるまでに1〜2年かかる場合も少なくありません。
小さなお子さんの『好みに合うか』だけでなく、『安全』に楽しく遊んでいただけるかどうか確かめることも重要なポイントです。」(リカちゃんマーケティング課・課長向井さん)
リカちゃんの世界観と安全性、両立をきちんと叶えているんですね。スゴイ!
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