若林理砂【ぼんやり不調を整える】キーワードは「赤身肉」「乳製品」「湯船」。冬に向け「養生」始めるなら今です

#美容・健康   
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鍼灸師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。家にあるもので健康に近づく、季節ごとのコツをアドバイスしてもらいます。

お悩み「季節の変わり目に体調を崩しやすい、慢性的に疲れやすい」


初めまして。鍼灸師(しんきゅうし)の若林理砂です。この連載では、1年を24の季節に分ける「二十四節気(にじゅうしせっき)」に合わせた「養生(ようじょう)」の方法を紹介していきます。

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皆さんの中には、季節の変わり目に体調を崩しやすい、慢性的に疲れやすいといった悩みを持つ方もいらっしゃるのでは。

そこでぜひ取り入れていただきたいのが「養生」です。養生とは、季節に合わせた暮らし方のこと。

これが習慣になれば、未病(病気ではないが、少し不調を感じる)の段階で、病気を防ぎ、元気な体をつくることができます。

養生といっても、難しく考える必要はなし。基本は、食事、睡眠、運動、そして入浴です。決まった時間に食べ、決まった時間に寝て、起きる。運動はラジオ体操程度をして、毎日湯船につかる。これらを、まずはできるところからすればOK。

「食べる、寝る」といった生活の基本を正すことが養生の考え方の根本です。

■今季の養生食材

肉や乳製品で体の潤いアップ


乾燥が気になる季節なので、体に潤いを与える食材を意識して選びましょう。赤身の肉類、乳製品、油脂類などを、いつもより少し多めにとるようにして。

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■今季の養生ワザ

シャワーですまさず湯船につかる


湯船につかると、体に水圧がかかり、むくみや疲労が軽減。体がしっかり温まり、血行も促進されます。この時期の湯温は40~41℃が最適。半身浴は体が冷えやすいので注意。

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■「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

立冬(りっとう)~小雪(しょうせつ)【11月7日~11月22日ごろ】


秋が一段と深まり、日暮れが早くなる。冷たい風とともに冬が顔をのぞかせる季節です。冬が立つという文字のとおり、「立冬」は、冬の空気が顔をのぞかせる時期。このころから養生を始め、本格的な冬の訪れに備えましょう。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは:鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。新規の予約が取れないほどの人気鍼灸師。東洋医学や古武道術に精通し、独自の食事・生活指導も行なう。若林理砂 公式ツイッター

イラスト/ねこまき 編集協力/彦田理恵子

出典:雑誌『レタスクラブ』掲載の連載「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」

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