ご飯屋さんでも、デートでもマスクが手放せない…!「マスク依存」っていったい何?

#くらし   

冬のインフルエンザや風邪予防、春になると花粉対策にと、マスクをしている人を見かけることが多いこの時期。しかしどうやら、世の中には特に何もなくてもマスクを手放せない「マスク依存」の人が増えているようです。

■マスク依存っていったい何?

今年2月のNHK「おはよう日本」の特集コーナーでも取り上げられたこの「マスク依存」。街でマスクをしている人にその理由を聞いてみると、「すっぴんを隠すため」「髭を隠すため」といった、風邪以外の理由でマスクをしている人が意外と多いよう。そのため、機能性以外にも「小顔に見える」タイプのマスクも登場。最近では、シンプルな白いマスクだけでなく、色や模様のついたファッショナブルなマスクを見かけることも多くなっていますよね。

番組によると、単にオシャレや身だしなみ感覚でつける人よりも深刻な「マスク依存」と言える人も増えているよう。同番組ではマスク依存の大学院生にインタビュー。彼女は中学生の時からマスクをつけはじめ、高校の卒業式の写真にもマスク姿で写るほど。その後は1日中マスクを手放せない状態になってしまったそうです。「見られているという妄想じゃないけど、そういう視線を感じたりしたときに顔が真っ赤になっても『マスクをしているから大丈夫だ』と自分に言ったりする」「マスクという逃げ方を覚えてしまって、そこから逆に抜け出せない」そうで、精神科医も「マスク依存を続けていると、社会との壁を高く作ってしまう」と警鐘を鳴らしていました。

ネット上でも、「ご飯屋さんですらマスクを外せない」「出かけるときマスクしてないと不安になる」という声が上がっていて、マスクを手放せない人はやはり増えているようです。

■初デートでもマスクが手放せない…

食事の場でもマスクを外せないという人もいるほどですが、中には「デート」でのマスクに頭を悩ませる人もいるよう。ネット上では、家にいるとき以外は常にマスクをしているという女性が「気になる男性にデートに誘われたが、初デートにマスクをしていってもいいものか」という悩みを打ち明けていました。

「初デートでマスクはガッカリしちゃうよ」「失礼だと思う」という反応が多いですが、中には「相手はあなたがいつもマスクをしていること知ってるんだよね? だったら受け入れてくれるんじゃないかな」という声も。

「おはよう日本」では、マスク依存を抜け出すためには「ゆっくり時間をかけて、人との温かい交流を増やしていくのがポイント」「そこで自信を高めていって、マスクを着けなくて済む日を増やしていく」というアドバイスが送られていました。マスクをつける機会が増えるこの時期、「いつの間にかマスクが手放せなくなってしまった」ということにならないように気をつけて過ごしたいですね。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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